繊細な子供から学んだ○○を受け入れることの大切さ
1児の母でイラストレーターの、サンキュ!STYLEライター・月村おはぎです。
今回は子育てを通して「子どもから学んだこと」をご紹介します。
「○○=性質」:生まれながらのものであり、矯正はできない
タイトルに入れた○○とは、「性質」のこと。
「性質」は生まれ持ったものであり、矯正しようとするのではなく、まずは受入れることが大事。
それが娘を育てていく上で、わたしが学んだことです。
うちの娘は繊細気質の持ち主
幼稚園に通う4歳の娘はしっかり者でひょうきんな性格なのですが、繊細な一面もあります。
例えば買ったばかりの服がチクチクして着られなかったり、少しの怪我でも大泣きしてお風呂に入りたがらなかったり。
幼稚園入園直後の2ヶ月間は、制服が着られず私服で登園し続けたことも。
この繊細さについて「私の育児が間違っているのかな?」と悩むこともありますが、最近は娘の「性質」なんだと割り切って考えられるようになってきました。
繊細さを受け入れて、工夫で生活しやすく。
娘の繊細さに対して「我慢しなさい!」とか「そんなわがままを言わないの!」などと言ったところで問題は解決しません。
むしろ号泣したり癇癪を起こしたりで、問題がこじれることのほうが多い。
そんな経験から子供と親の双方が快適に過ごすために、私と夫はそれなりに工夫を重ねてきたつもりです。
服を買う時は娘も必ず連れていき試着を繰り返したり、怪我をしたところは洗面器で覆ってシャワーで済ませたり。
正直なところ「めんどくさーい!」と思ってしまうこともありますが、繊細さを受け入れ「少しの工夫」で生活しやすくなるよう心がけています。
「性質」を受け入れることの大切さ
もしかしたら、甘やかしすぎているのかもしれません。この先、娘がどんな成長を見せるのかも未知数です。
でも、親の私にできることはその「性質」を理解し受け入れて、娘と一緒に悩むこと。苦手なことや不快なことは、カバーしたり取り除く手伝いをすることくらい。
そう思えるようになってからは、ずいぶんと気が楽になったような気がします。
育児の悩みは尽きませんが、親として人として成長させてもらっているなと感じます。
↑繊細な娘とわたしの成長を育児漫画にしています。