現在の成長スピードは-2歳。4歳児自閉スペクトラム症息子の発達になくてはならない「しまじろうコンサート」
自閉スペクトラム症の息子は現在4歳になりますが、定期健診の検査では成長スピードは2歳~2歳半と診断を受けている状況です。
絵本、おもちゃ、遊び方や音楽等…年少クラスに置いてあるものに興味を示さず。周りのお友達は戦隊ものごっこに夢中でも、我が子は戦隊ものごっこで叩く、追いかけあう=いじわるされていると勘違い、うまく遊べないことが多々あります。
親としては、成長スピードが遅くても日々五感に刺激を与えてあげたい。そんな思いでたまたま行った「しまじろうコンサート」。これがとても良い刺激を与えてくれました。
音に敏感で、途中退出しながら見終えた1回目から今回で4回目となりますが、言葉の発達が遅く、物語の理解がまだできない息子でもどのような反応をし、刺激を受けてくれたのか、親として分かる範囲でお伝えさせて頂きます。
一体感に飲み込まれて学ぶ協調性
広いホールにたくさんの席、前方の舞台にみんなが集中して見ている。という状況に我が子はびっくり、お話をしていいタイミングといけない時の違いが分からず初めは泣く&怒るという状況でした。
その度に、周りの状況を見ながら目を見て端的に言葉で「静かにします」「お話して大丈夫です」「みんなで歌おう」等声掛けをしていきました。
結果3回目の公演時から、「みんなが静かだからシー」「歌っていい?」と質問してくれるようになり、協調性を学ぶことができました。
保育園で聞きなれた音楽が目で見て楽しめる喜び
言葉の発達があるため、歌詞を口ずさむことは苦手ではありますが、部分毎覚えているフレーズに反応する我が子。有難いことにしまじろうコンサートでは、しまじろう絡みの歌だけではなく、普段保育園等で歌ったことのある歌も披露してくれるので親子共に楽しめます。
保育園で歌った歌がしまじろうが踊りながら歌う姿を目で見ることで耳で聞く以上の刺激を受けている様子です。帰宅後、保育園で定期購読している絵本の歌のページを開きながら、何か伝えようと話しかけてくれるようになりました。
前方のプレミアム席は我が子にはマッチしませんでした
自閉スペクトラム症の症状の1つである「音や光に敏感」という点が我が子にも思い当たる節が少しあり、結果コンサートの前方の席はマッチしませんでした。
音が大きく、恐怖だったようで、2回目以降後方席で見る+事前に目を見て怖がらなくて大丈夫であることを伝えるようした結果、途中退出なく楽しむことができるようになりました。
座席指定はできないのですが、コンサート開催日1カ月以内にチケットを購入すると高確率で後ろの席に我が家はなっております。笑
物語の理解ができない、途中で飽きやすい我が子は決して100点満点で楽しむことはできておりませんが、本人なりに良い刺激を受けている様子でs。
こどもチャレンジをしているわけでも、しまじろうのアニメを見ているわけでもないのですが…充分楽しませて頂いております(^▽^)/