ズボラ歓迎!家計簿が続かなかった私が実践する家計管理術

2021/11/19

こんにちは、FP資格を持つ3児の母、丸山希です。私は今でこそ家計管理や貯蓄、運用を行えていますが、昔は家計管理が苦手でした。理由は、私のズボラで大雑把な性格…。

家計簿は毎日つけられず、支出を把握することもままならなかったのです。そんな私でも、家計簿を使わず家計管理をすることに成功!今回は、私が実際に取り入れている家計管理方法を紹介します。

現金の管理は財布ひとつでOK!

そもそも家計簿は、なぜつけなければいけないのでしょうか?「なに」に「いくら」使ったのか把握するためだと私は思います。

そこで、現金の動きを把握しておけば家計簿はつけなくても管理できることに気づき、”財布ひとつ”で現金の動きを把握することにしました。用意したのは、お札の入る場所が2カ所ある財布です。

ひとつには生活費を、もうひとつには自由に使えるお金を入れました。食費や生活用品を使うときと、娯楽やお小遣いに使うときをわけることで現金の出入りがなんとなくわかるように。

生活費からお小遣いを捻出することもなく、無駄使いが減りました。今はキャッシュレス決済を行うことが多いため、現金をたくさん持ち歩くこともないですが、まずは現金の出入りを把握しておくことは大切だと思います。

キャッシュレス決済はアプリで管理!

スマートフォンが普及している今は、アプリで家計を管理することができます。現金の収支はレシートを撮影するだけで記録してくれるものや、キャッシュレス決済はアプリに連携すると残高に反映してくれるものもあります。

さまざまなキャッシュレス決済を使い分ける場合は、アプリで連携しておくとそれぞれ個別に確認する必要がありません。現金の収支と合算して考えやすくなりますね。

おまけのお金も用意しておく

私が家計簿をつけていて感じたのは、お金の支出を窮屈にしてしまうこと。食費もお小遣いも固定費も、すべてを最少に抑えようとしてしまっていたのです。

赤字になると罪悪感もひとしおだったので、思い切って「余裕資金」を計上しておくことにしました。食費がかさんだ月や娯楽費がオーバーした月などは、余裕資金から捻出。もちろん、これがクセになるのはいけませんが、心に余裕ができました。

そもそも家計簿の目的は、家計を把握して収入にあった支出をキープすることです。そのため、家計簿でなくても家計が管理できるのであれば、問題なし!私のようなズボラさんでも、簡単に家計を整えることができますよ。
(文/丸山希)

【この記事を書いたのは】
FP3級を持つ3児の母ライター。年間100万円貯金+資産運用を行っています。コロナで収入が減った今、家計を再び整えようと奮起!無理なく楽しんでお金の筋トレを行っていくのが目標です。

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