【玄関収納】海保式!極狭でもスッキリ感と使いやすさを叶える3つのポイント

2024/04/09
  • 整理収納アドバイザーで船舶料理士、2児のママ。家事は1日1時間!「理想の母」やめました。 もっと見る>>

広島県在住の元海上保安官で2児の母。整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの川崎みさです。

この春わが家は、夫の転勤で5回目の引っ越しをしました。新しい玄関は、今まで住んでいたどの部屋より狭く、カサや掃除道具を置くスペースもありません。そんな極狭玄関でもスッキリ感と使いやすさをアップさせた3つのポイントについてご紹介します。

1:今日つかうモノだけ置く

極狭玄関で大切なのは「通りやすさ」。

今までの玄関では「アレもコレも」と、たくさんのモノをつい置いていましたが、同じように色々なモノを置いてしまうと、通りにくくなってしまうので「今日履く靴」だけを置くルールにしました。

2:収納場所に入る分だけの量を持つ

4人家族で靴の量もそれほど多くなかったわが家ですが、引っ越しを期に傷んだ靴やサイズアウトした靴などを手放し、靴箱2段分で収まる量に。

靴箱の扉を開けた時に、家族の誰が見てもひと目で目当ての靴が見つかるよう下の2段に靴を収納しています。

一番上の棚には、100円ショップで購入した白のボックスを並べて外遊びに使うモノを収納。子どものおもちゃ特有のハデな色合いも、ボックスに入れてしまえば気になりませんし、靴箱の中でモノが散らばるのを防げます。

玄関周りの掃除に必要な「ほうき」と「ちりとり」はどうしても玄関に置きたかったので、靴箱の2段目に収納しています。

掃除道具を玄関外に置くことも考えましたが、集合住宅では共有部分にモノを置くのは他の方のご迷惑になるため、靴箱に収納しています。

3:ドアも収納場所として活用する

最後まで置き場に悩んだカサは、ダイソーの「マグネットタイプ傘たて4本白」(税込220円)を使用し、玄関ドアの内側を収納場所に。

「マグネットタイプ傘たて」は、出入りする際のジャマにならないように玄関扉の左側に設置し、子どもでも出し入れがしやすいように、低い位置に設置しています。

マグネットなので何度も貼り直しができて、微調整もしやすくとても助かりました。

玄関扉の中央で使っているのは、100円ショップで購入した「マグネットクリップビッグ」(税込110円)。


ここに保育園への提出物などを挟んでおけば、外出の際に必ず目に入るので忘れずに持ち出せます。また、防犯としてドアの「のぞき穴の目隠し」の役割も兼ねており、コスパも使い勝手も良いお気に入りのアイテムです。

海保で学んだ「サイズ」に合わせたモノの持ち方

海上保安庁では、5人乗りの巡視艇から50人乗りの大型巡視船まで大小さまざまな船での勤務があります。当然、乗る船によってひとり当たりのスペースも違うため転勤する度に、自分が使えるスペースを確認し、何を優先して持ち込むか、いつも頭を悩ませていました。

そんな時に先輩から教わった「今日使うモノだけ置く」、「収納場所に入る分だけの量を持つ」「ドアも収納場所として活用する」という3つポイントを家庭でも応用し、極狭玄関でもスッキリ感と使いやすさを叶えています。

この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で整理収納アドバイザーの2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを模索中!

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