【片づけ】元海上保安官の整理収納アドバイザーがラクに暮らすために始めたこと3選

2024/03/18
  • 整理収納アドバイザーで船舶料理士、2児のママ。家事は1日1時間!「理想の母」やめました。 もっと見る>>

広島県在住の元海上保安官で2児の母。整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの川崎みさです。

海上保安庁の大型巡視船で働いていた頃に最初に教わったことは、「効率よく」仕事をすること。なぜなら海保は人数が少ないからです。

当時は、海上自衛隊の方から「この船の大きさなら海自は300人、乗組員がいますよ」と言われる大きさの船に、海保は約40人で乗っていたので一人当たりの仕事も多く、効率的に時間も体力も使わなければならない状況でした。

この経験から、家庭でも「効率的に」家事をすることを目指し、手間や時間の簡略化に取り組んでいます。

1:たたまずポイッと入れるだけ

パジャマ、下着は洗濯後に乾燥したら、たたまずポイっと専用のボックスに入れるだけ。

最初は家事の手を抜くことに多少の罪悪感がありましたが、海保で学んだ「時間と体力と気力には限りがある」という教えを思い出し、今まで洗濯ものにかけていた時間と体力を、子どもと遊んだり自分の趣味を楽しむ時間に使えるようになりました。

2:アイロンがけが不要な服を選ぶ

世の中には「アイロンが必要な服」と「必要でない服」があると気が付いたのも海上保安官になってから。

「一種」と呼ばれる式典用のカッチリとした制服などは、厳しくアイロンがけをするよう指導された一方で、ジャージや作業服は、多少シワがあっても特に海保の先輩から指摘されることはありませんでした。

この経験から「アイロンがけが不要な服はラク!」と気が付き、アイロンがけなしてすぐに着られる素材の服に変更し、とてもラクになりました。

現在はアイロンなしでもオシャレを楽しめる服も増えているので、とても助かっています。

3:家族みんなが使うモノは「高さ」を意識して置く

家族みんなが使うモノは、家族みんなが「使いやすい位置」に置くのが鉄則です。

海上保安庁では男性職員が圧倒的に多く、また取り締まりなどの職務内容から体格が良い方も多いのが特徴。一方で、採用基準は満たしているものの、わたしの身長は155センチと小柄です。

当然、「共有」で使うモノを男性目線の高さで置かれると届かないことが多く、とても困ったことから、みんなで使うティッシュなどは、全員が使いやすい位置に置くようにしています。

おかげで子どもから「お母さんコレ取って!」と言われることもなく、助かっています。

逆に、お菓子ボックスやお薬箱など触って欲しくないモノは子どもの手が届かない所に置くことで、勝手にお菓子を食べてしまったり、薬を散らかしてしまうことを防いでいます。

この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で整理収納アドバイザーの2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを模索中!

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