【防災】家にあるモノで夏の防災力を高めるベストアイテム
こんにちは。もと海上保安官で2児のママ。5年前の西日本豪雨災害で被災したサンキュ!STYLEライターの川﨑みさです。災害に備えて、子どもでもかんたんに準備できる夏の防災アイテムをご紹介します。
夏の防災ベストアイテムとは
500ミリの空のペットボトルに8分目まで水を入れ、冷凍庫で一晩凍らせたモノ。
おすすめ5つの使い方
先月、友人と遊びに行ったとき、保冷剤代わりに頂いた凍ったペットボトルを見て、「コレ防災アイテムに使えるばい」と気が付き、色んな使い方を試した結果、わが家の夏の防災ベストアイテムになりました。
1 停電時に、冷蔵庫の上段において保冷剤代わりにする。
もし、災害が起こって停電になった場合、冷蔵庫の貴重な食べものを少しでも長持ちさせるために凍ったペットボトルが保冷剤代わりに。冷気は下にいく性質があるので、上段に置くのがポイントです。
2 夜は枕元に置いて熱中症予防
蒸し暑い夜は、枕元に置いて涼をとります。イメージは氷柱。溶けると水滴が垂れるので、結露対策としてお皿を敷いています。
3 首にあてて暑さ対策
もし、停電になりクーラーが使えなくなった場合は首にあてて使います。皮膚から近い所に太い動脈があるので効率よく体温を下げることができますよ。もちろん、夏の外レジャーでも同じように使えば熱中症対策に。
4 保冷バックに入れて持ち運ぶ
避難所に行く場合、冷やしたい食品と一緒に保冷バックに入れて保冷剤代わりに。普段のレジャーでも、この使い方はいいですよね。
5 溶けたら飲料水にする
凍ったペットボトルの魅力は、最後までムダなく使えるところ。
暑い日のレジャーでは、水筒の麦茶を飲み切ってしまい、コンビニで追加購入せざるを得ない場面もあるので、保冷剤代わりに持参した凍らせたペットボトルの「溶けたら飲める」は最高に経済的ですよね。
ただし、使い回すと飲み口の雑菌が気になるので「最後は飲む」なら、使うペットボトルは口をつけていないモノを使い、凍らせた後は1回限りの使用が望ましいと思います。
最小限の出費でも家族を守れる
5年前の西日本豪雨災害は、7月の暑い時期に発生しました。子どもは汗だらけでべたつき、あせもだらけの背中を、わずかに使えた少量の水で何度も拭いたことは忘れられません。
「あの時、このペットボトルがあったら」
その後悔があるからこそ、常に1本は冷凍庫にスタンバイしておこうと思っています。
この記事を書いたのは・・・川崎みさ
もと海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを模索中!