【防災】もし災害前に戻れるなら何を備える?

2025/01/06
  • 整理収納アドバイザーで船舶料理士、2児のママ。家事は1日1時間!「理想の母」やめました。 もっと見る>>

広島県在住、もと海上保安官で2児の母。6年前の西日本豪雨災害で被災したサンキュ!STYLEライターの川崎みさです。

能登地震から1年、東日本大震災から約14年が経ちました。この機会に改めて「防災」について考えていただけるキッカケになればと思い、わたしの被災経験ともとに「もし災害に遭う前に戻れたら何を備える?」についてご紹介します。

1.「簡易トイレ」を備える

被災して「トイレ」が思うように使えない時期は、本当に苦労しました。「ゴミ袋とオムツ」、「組み立て式の段ボール簡易トイレ」など、色々な方法で「簡易トイレ」は準備できます。また、尿意や便意を感じるタイミングは人それぞれですが、災害時は汚物を処理できる回数にも限りがあるため、なるべく家族と同じタイミングでトイレを済ませる必要があるかもしれない、と予め知っておくのも大切です。

汚物を入れるゴミ袋も、「消臭効果」のあるゴミ袋を備えておくと、より安心ですよ。

2.そのまま食べられる食品を備える

災害が起こると、手軽に食べられる食品の入手が困難になります。また、自分自身がケガをして、お湯を沸かす程度のことも出来ないかもしれません。そんな場合を想定して、「開けたらそのまま食べられる」食品が必要だと被災してから気が付きました。わたしは、魚肉ソーセージや、フルーツ缶など普段から食べ慣れているものがそのまま防災メシとして活用できるのが理想だと思っています。

3.外出時の災害にも備える

わが家では、被災してから車の中にも防災ボトルや簡易トイレなどの防災グッズを備えるようになりました。職場にスニーカーを置いておく、出かける時は厚着をする、水筒を持ち歩くことを習慣にすることで外出時の災害にも備えています。

子どもたちと、出かけやときや近所を散歩するときにも「いま地震がきたらどこに逃げたらいいと思う?」など、問いかけ、親と一緒にいなくても子ども自身で適切な判断ができるように日頃から防災・減災につながる会話を心がけています。

もし災害前に戻れるなら何を備える?

1.「簡易トイレ」を準備する
2.開けてそのまま食べられる食品の準備
3.外出時の災害にも備える

災害時には、色々な生活必需品が手に入りにくくなります。6年前の西日本豪雨災害では、備えが乏しかったせいで、オムツや食料が足りるか毎日ヒヤヒヤして過ごすハメに。災害が起こってからではなく、家族を守るためにも日頃からの備えが大切だと切実に感じています。

この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増える暮らしの工夫を発信中!

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