元海上保安官が伝授!おもちゃが9割片付く魔法の言葉
こんにちは。元海上保安官の整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの川﨑みさです。今日は、おもちゃが9割片付く「魔法の言葉」をご紹介します
海保で学んだモノの持ち方
海上保安官になってビックリしたのは、収納スペースが少ないこと。巡視船という狭い場所で暮らすため、衣装ケース2個分ほどのスペースに1年分の制服・作業服・Tシャツなどあらゆる日用品を収めなければなりません。当然、片付け下手の私は大パニック(笑)そんな時に、先輩から海保流モノ持ち方を教えていただきました。
本当に好きなモノを選ぶ
制服などは減らせないので、モノの量を調節するには私物類しかありません。何を持って行こうか悩む私に、先輩が教えてくださったのは「本当に自分が好きなモノを選ぶ」こと。見るだけでワクワクしたり、落ち込んだ時に自分を励ましてくれるもの。そういうモノだけ選びなさいと教わりました。これを、おもちゃの片付けに応用すると子どもでもサラッと量が減らせるように!
強要せずともおもちゃを減らせる魔法の言葉
おもちゃを処分したい時に、子どもに「どのおもちゃがいらない?」と聞くと、ほぼ100%「ぜんぶいる」と返ってきませんか?「ウチもそう!」という方は「どのおもちゃが今一番お気に入り?」と聞いてみてください。すると「コレとコレとコレ!」と選んでくれるはず。
捨てるおもちゃを選ぶのでなく、気に入ったおもちゃから収めていくことで、「旬のおもちゃ収納」が最速で完成。このやり方なら、量が一定に保たれるだけでなく、モノを減らすことにも悪いイメージがつきにくくなりますよ。
コレいらないの!?
子どもに選んでもらうと、高価なモノや祖父母からのプレゼントがランク外になることも。「これは捨てれん…。」と、親としては、おもちゃ箱に戻したくなりますがグッとガマン!どうしても処分できない時は、2軍として別の場所(押し入れの奥など)に移しましょう。
私も片付けを学ぶ前は、何度も「コレは捨てないでよ~」と、つい戻していましたがコレはNG行為!子どもが自分なりに選んでいるのに、横から口を出されるとやる気もなくなってしまいますよね。ですので今は、グッと唇を噛みしめ見守るようにしています(笑)
自分の「好き」を知る
子どもの頃から、スペースに限りがあることを知り、自分の好きなモノを見分ける力を身に付けることで自然に片付けられる人に育ちます。おもちゃの片付けは、子どもの片付け力をUPさせる絶好の機会なので、ぜひ親子でやってみてくださいね。
この記事を書いたのは・・・川崎みさ
賢約アドバイザーで2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを提案しています。