3年で1,000万円貯めて気づいた「お金」以外の貯金に必要な3つのこと
元海上保安官で2児の母。夫の年収548万円で年間300万円以上貯めているサンキュ!STYLEライターの川﨑みさです。
2020年に海上保安庁を退職してからの3年間で、わが家は1,000万円の貯金を達成。振り返ってみると「3つのこと」が、貯まる家計にシフトチェンジできた理由になっていました。
時間のゆとりができた
退職してから、一番変わったのは「時間の使い方」
時間があるので、効率よく家事を進める方法を考えたり、子どもに合わせて寝る時間を早めたりと、フルタイムで働いていた頃にはできなかった時間の使い方ができるようになりました。
家事で「上手に手をぬく」方法が分かった
長女を産んでから、船舶料理士のヘンなプライドで、「1日30品目を食べるのは当然。冷凍食品、レトルトなんてもってのほか!」と思い込み、フルタイムでも食事は手づくりにこだわっていました。
しかし、「疲れて料理をして子どもに八つ当たりをしてしまうくらいなら、冷凍食品やレトルトを活用しよう」と考え始めてから料理は上手に手を抜けるようになりました。
同時に、「ラクをしよう」と思ってやっていた子ども連れでの外食が大きな負担になっていたのにも気が付きました。
そうして、外食を減らし冷凍食品やレトルトを使うようになって、グンと食費が安くなりました。
片づけで「上手に手をぬく」にはモノを減らす
わたしの場合は、モノを減らして「かんたんに片付く部屋」にしたことで、片づけの時間と手間が激減。
モノを増やすことは、片づけの手間が増えることと同じだと気が付いてからは「片づけに時間をかけたくない」と、モノを買い控えるようになり、結果的に出費が減りました。
夫との関係を改善できた
以前はストレス発散のためにお金を使うことが多かったわたし。お互いフルタイムで働いているのに、「オレは仕事が忙しい」と、家事も育児もやらなかった夫が「主なストレスの原因」でした。
離婚の一歩手前まで関係が悪化しましたが、再構築を図るべく、忙しい部署からの転勤を希望。
新天地では、以前は「できないから」と、全くやらなかった料理も夫なりに努力し、月に1度20個の手づくりハンバーグの冷凍つくり置きなど、家事にも協力的になったことで、夫へのストレスも緩和され、ストレスを発散するための買い物も激減しました。
「お金」だけじゃ貯まらなかった
わが家の場合は、「時間のゆとりができたこと」「家事の上手な手のぬき方がわかったこと」「夫婦の関係が改善したこと」で、世帯収入が今より多かった時代より、半減した今の方が多く貯められるようになりました。
これからも、この3つのことに気を付けてコツコツ貯金を続けていこうと思っています。
この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを模索中!