【3年で1,000万円貯金】わが家がお金以外に「投資」している3つのこと
広島県在住の元海上保安官で2児の母。夫の年収548万円で年間300万円以上貯めているサンキュ!STYLEライターの川崎みさです。
わたしは、お金をしっかり貯めることと同じくらい、「今の支出」だけに注目するのではなく「未来のための投資」として、お金を使うことも大切だと考えています。その中でも特に、大切だと思っている3つのことをご紹介します。
1:国産の野菜を買うこと
わたしは、野菜は必ず「国産」を購入しています。そして住んでいる地域の野菜はさらに、積極的に購入するようにしています。理由は、「日本の農業がなくなったら困る」から。
恥ずかしながら、農業をしている友人が出来るまで野菜は「安いモノを買うのがいい」と思っていました。
しかし、「野菜が売れないと農家は収入が減り今まで通りの量をつくれない、労力に見合う収入が見込めない農家は、子どもを跡継ぎにせず廃業する」という、日本の農業の現状を知り、子ども達の世代にも、安心安全の国産の野菜が買える未来を残すために、「国産の野菜を適正価格で買おう」と考えるようになりました。
「国産の野菜を買う」たったこれだけのことですが、未来を担う子ども達のための投資だと思って、続けています。
2:歯の健康を保つこと
毎年1回は、異常がなくても「歯の定期健診」を受けるようにしています。理由は、歯の健康を保つため。
海上保安庁に入庁し、初めて大型巡視船に配属されたとき「長期航海時は、歯の治療に行けないから日頃からケアをしっかりするように」と、上司から言われました。
いち乗組員の歯が痛いくらいで、航海日程が変更できないのはもちろんですが、歯の状態が悪いと歯を食いしばるような力仕事ができないため、海上保安官として戦力になりません。
また「再任用」といって、海上保安庁には退職後も働ける制度があるのですが、定年後も元気に働いている方は全員、ご飯をモリモリ食べていました。おいしく食べてしっかり働くためには、やっぱり歯が健康でなくては、と個人的に感じています。
毎年の健診代はもちろんですが、毎日の子ども達の歯の仕上げ磨きの時間も手間も、歯の健康を保つための投資だと考え、コツコツ続けています。
3:子どもの「やってみたい」こと
子どもから「行ってみたい」「やってみたい」と言われたことは可能な限り、叶えるようにしています。理由は、今しか出来ないし、お金には替えられない経験だから。
長女がスポーツの習い事を始めたのですが、毎週土日の練習に試合の送り迎え、スポーツクラブでの各種イベントなど、ぶっちゃけ時間もお金もガソリン代も、かかっていますが子どもの頃にしか得られない体験は決してムダではないと考えています。
「取れたてのフルーツはおいしい」「上手じゃなくても、仲間とするスポーツは楽しい」この経験は、きっとこれから生きていくうえで、子ども達の「実」と「身」になるときがくるはずだと信じ、惜しまないようにしています。
この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを模索中!