【海保式節約】0円で子どもに「体験」と「経験」の機会をつくる

2024/01/17
  • 整理収納アドバイザーで船舶料理士、2児のママ。家事は1日1時間!「理想の母」やめました。 もっと見る>>

広島県在住の元海上保安官で2児の母。夫の年収548万円で年間300万円以上貯めているサンキュ!STYLEライターの川崎みさです。

海上保安庁の大型巡視船で働いていたころ、わたしは「主計科」という、乗組員のために食事をつくる部署に所属していましたが、「航海科」がいるブリッチ、「機関科」がいる船底のエンジンルームなどにも、よく顏を出していました。なぜなら、主計科にいるだけでは知る事のできないことを、色々教えてもらえて面白かったから。

この経験からお金をかけなくても、身近な方から学べることはたくさんあると実感し、積極的に子ども達に「体験」と「経験」の機会をつくるようにしています。

1:祖父母の「得意」から学ぶ

わたしの母は、趣味で生け花を40年間も続けており師範の免許も持っています。せっかくなので夏休みに帰省した際に、長女に「やってみたら」と声をかけ、生け花を体験させてもらいました。

庭に咲いている中から使う花材を選び、茎の切り方や花を活ける順番やバランスなど祖母から丁寧に教わり、長女も「楽しかった!」と、大喜び。

祖父からは帰省のたびに野菜づくりや、季節の野菜の収穫方法を教わっています。

普段は、スーパーに売っているキレイな野菜しか見ていないので、虫食いのある葉や土が付いている大根、歪んだ形のお芋などに最初は驚いていましたが、今は祖父との畑仕事が帰省の楽しみになっています。

2:両親の「好き」から学ぶ

わたしと5歳の長男は大の実験好き。

寒い時期には、夜に水を張ったバケツをベランダに出して、朝に氷になっているのを観察したり、2種類の絵の具を混ぜてオリジナルカラーを作って絵を書いたり、同じ色を混ぜても入れる絵の具の量で色合いが変わったりする様子を楽しんでいます。

3:地域の「伝統」から学ぶ

コロナの流行で中止になっていた地域の行事も徐々に復活し、色々な教室に参加ができるようになりました。参加費はもちろん無料。

藁で正月飾りをつくったり、お月見のお団子をつくったりと地域の方が開催してくださる「子ども教室」は最高の学び場です。

「とりあえずやってみよう」が合言葉

お金をかけなくても、身近な人に色々なことを教わることは子どもにとって良い経験になると、わたしは考えています。

どこに、子ども達の「好き」や「得意」が転がっているか分からないので、これからも積極的に色々なことにチャレンジしたいです。

この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを模索中!

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