【3年で1,000万円貯金】貯めて気づいた貯金のゴール

2024/02/21
  • 整理収納アドバイザーで船舶料理士、2児のママ。家事は1日1時間!「理想の母」やめました。 もっと見る>>

広島県在住の元海上保安官で2児の母。夫の年収548万円で年間300万円以上貯めているサンキュ!STYLEライターの川崎みさです。

わたしの退職で世帯収入が半減した時期とコロナの流行が重なり、「これからどうなるんだろう」漠然とした不安から、雑誌サンキュ!を参考にしながら、わが家ではズボラ家計の見直しをしました。

3年間、試行錯誤をしながら1,000万円を貯めて分かったのは「お金を貯めること」が貯金のゴールではない、ということでした。

貯めることが貯金のゴールじゃない

わが家の貯金のゴールは、たくさんお金を貯めることではなく「家族が安心して暮らせる生活を守る」こと。

「今」だけでなく「将来」も含めて、お金の心配をせず安心して暮らすために、わが家には貯金は必要です。そして、ただ貯めるだけでなく、今の生活も楽しむためには「どうお金を使うか」も、しっかり考えていく必要があると思うようになりました。

この「1万円」をどう使う?

世帯収入が半減してから、わたしの中で「1万円」の価値も変わりました。

「あったらいいかも」程度の気持ちで、お金を使うことがなくなり、「必要なモノを買う」「満足度の高い使い方をする」と、お金の使い方が変わりました。

わたしが特に変わったのは「洋服」の買い方です。

それまでは「着てみたいかも」「ぱっと見てかわいいと思った」程度の気持ちで1万円のスカートをバンバン買っては、タンスの肥やしにしていましたが、今は手持ちの服に合うもので、状態が良いものを見極めながら、古着屋さんやフリマで、各シーズン1着か2着500円ほどのスカートを買い、残りの9,000円は貯金に回しています。

貯金で得られたもの

貯金がしっかりできる家計に変わったことで、わたしの場合は「親としての自信」と「選択肢」を得ることができました。

お恥ずかしい話ですが、わたしは親として足りないところだらけ。5年前までは、どんぶり勘定で生活費が月にどのくらいかかっているかも把握していませんでしたし、人付き合いもヘタ。子ども達には「こんなお母さんでごめんね」と、ずっと罪悪感がありました。

しかし、しっかり貯められる家計に変わり「子ども達にお金の苦労はさせない」という状況がつくれたことで、金銭的な面では親としての自信を持てるようになりました。

また、安定して貯金ができるようになったおかげで、旅行に行ったり、子どもに習い事をさせてあげられたりと「家族が喜ぶ選択肢」も増やすことができました。

お金の「不安」はお金の「課題」

わたしにとって、お金の「不安」はお金の「課題」。「働いているから何とかなる」と、どんぶり勘定の家計から一転、世帯収入が半減したことで、わたしはお金だけでなく、どう暮らしていくのが家族にとって幸せなのかと考えるようになりました。

そんな時に、ふと目についたのが「サンキュ!」

「サンキュ!」を読み返す中で、やりくり達人たちの皆さんは、貯金しながらも、第一に家族の健康や気持ちを大事にしながら暮らしていました。

そんな記事をたくさん見るうちに、わが家の貯金の真の目的は「家族が安心して暮らせる生活を守ること」だと、思うようになったのです。

まだまだ未熟なため、つい目先の節約に躍起になってしまいこともありますが、「サンキュ!」の心を忘れず、上手にお金と付き合っていきたいと思っています。

この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを模索中!

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