元海上保安官がやっている防犯対策!遠方住まいでも老親をサポートできる5つの方法

2024/01/31
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広島県在住の元海上保安官で2児の母。サンキュ!STYLEライターの川崎みさです。

海上保安官は、特別司法警察員として「逮捕権」を有しているため、犯罪に関すること、法令、法律に則った罰則などもしっかりと学んでいます。わたしも海上保安官として勤務していた頃、過去に起きた実例を元に知識を深める中で、事件や事故を未然に防ぐ防犯対策の大切さを実感しました。

この記事では、転勤族で実家から離れた場所に住んでいても、特殊詐欺から老親を守るためにわたしがやっている5つのことをご紹介いたします。

1:実家の固定電話を防犯機能付きにする

ビジネスマン通話が可能な電話でオフィス
Paul Bradbury/gettyimages

両親が高齢になって実家に導入したのは「防犯機能付きの固定電話」。新しい電話を両親が購入すると言うので「防犯機能付きの電話があるよ」と伝え、購入してもらいました。

「防犯機能付きの電話」とは、ナンバーディスプレイに、電話をかけてきた相手の番号が表示され、予め登録しておいた番号からかかってくると「かわさきみささんからです」など、音声で知らせてくれるなどの機能がついているため、両親は安心して電話にでることができます。

また後期高齢者となった親戚の家では、固定電話にかけると「この通話は迷惑電話防止のために録音させていただきます」と、自動音声で相手に知らせるタイプを使うなど、年を重ねた親を持つ親戚同士で有効な防犯機器を共有しながら、特殊詐欺に備えています。

2.特殊詐欺に備えた自主訓練をする

普段、両親とはスマホ同士で連絡を取っていますが、数か月に一度電話番号が通知されない設定にしたうえで、実家の固定電話に「わたし、わたし」と電話をかけています。

そこで父、もしくは母が「みさ?」と言ったらアウト。「子どもの名前を言ったらダメだよ」と、両親が忘れた頃に、また特殊詐欺回避のための訓練を自主的に行っています。

遠方に住んでいても、両親が特殊詐欺の被害にあわないためにできることとして、この自主訓練は引き続き続けていく予定です。

3.親に週に一度は電話する

特に用事がなくても、週に一度は両親に電話するようにしています。理由は、もし、両親が特殊詐欺の標的にされたとしても普段から会話をしておくことで「子どもに電話をかけて確認してみる」という選択肢が、両親の中で1つ増えるからです。

短い時間でも「体調は変わりない?」など、毎週会話するようにしています。

4.詐欺情報の共有

スマホで見られるニュースで高齢者を狙った詐欺の記事を見つけると、リンクをコピーして母に共有。

「特殊詐欺」というのは本当に特殊で、流行がありどんどん手口が変わっていきます。「今はこんな特殊詐欺が流行っている」と、記事を読むだけでも防犯意識が高まるため、最新の特殊詐欺のニュースを両親に共有しています。

5.帰省時に近所の方へ挨拶をする

たまに帰省した時は、両親と仲良くしてくださっている近所の方に必ず、ご挨拶をさせていただいています。

「遠くの親戚より近くの他人」の諺通り、わたしが遠方に住んでいる分、ご近所の皆さんはいざ!という時に、きっと両親の力になってくれるであろう方々です。年にたった数度の帰省ですが、両親を守るための大切な習慣だと思っています。

「日頃のつながり」は防犯対策のひとつ

特殊詐欺の被害に遭いそうになったとき、家族や親しい友人にすぐ相談ができるかどうかで、その後の被害状況が変わってきます。そしてすぐに相談ができるかどうかの大きなポイントは「日頃のつながり」です。

ときどき電話をかけて、両親と会話をしておくだけでも大きな防犯対対策になるのです。

この記事を書いたのは・・・川崎みさ
元海上保安官で2児のママ。貯蓄術や時短術で家族の笑顔が増えるライフスタイルを模索中!

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