フライパンをお水でジュ~はNG!長く愛用するためのコツ教えます
片づけのプロ・ライフオーガナイザーのおだけみよです。
料理と雑貨好きが高じて、地方デパートにて輸入キッチン雑貨を7年担当。
100円ショップからブランド雑貨まで、あれこれ試すのが大好きです。
フライパンで人気の素材は「フッ素加工」(またはテフロン加工)
焦げ付きにくくお手入れが簡単なのが特徴で、使い勝手がよく愛用している人も多いと思います。
その反面、デパート販売員をしていた頃は、「いつの間にかこびりつくようになっちゃって…」というお悩みをよく聞いていました。
こびりつきの原因はフッ素加工が剥がれてくることです。
この剥がれをできるだけ防止できるとフライパンが長持ちします。
そこで今回はフライパンを長持ちさせるコツを紹介ます。
1.加工を傷つけない調理道具選びのコツ
加工を傷つけないようにするには調理時に使うヘラなどの道具選びが大事です。
オススメの素材は、木製、竹、シリコンなど、フライパンへの衝撃が少ない素材です。
調理中にカチカチと音を立ててしまう衝撃の強い金属ヘラはNGです。
製品の中には「金属ヘラOK」が売りになっている商品がありますが、長く愛用したい時はやはり金属以外の道具がお勧めです。
洗ったらお水でジュ~は一番の命取り
使ったあとや焦げた時はお水でジュ~。
一般的なフライパンお手入れ方法だと思っていませんか。
実はこれが命取り、加工が剥がれる原因になります。
ジュ~っと音がするくらいの勢いで、水で冷やしたり洗ったりするのはNGです。
フッ素加工は極端な温度変化が苦手です。
これを繰り返すことによって、表面浮き上がりやすく、加工が剥がれやすい状態になります。
2.洗う時はお湯かぬるま湯で
とは言っても、使ったらすぐにお手入れしたいですよね。
洗う時はお湯かぬるま湯がベスト。
フライパンの表面温度を、できるだけ急激に下げないことが大切です。
3.お手入れは柔らかいスポンジで
フッ素加工はゴシゴシ洗われるのが苦手です。
特に金属のたわしでこすっていると劣化を早めます。
そのためお手入れは柔らかめのスポンジがお勧めです。
フッ素加工向けという商品も見かけるので、購入の際の目安にしてくださいね。
長持ちさせるコツは説明書にあり
こういった毎日使う道具は慣れから、購入後は説明書を読まずに使うことが多いようです。
でも、説明書の中には「洗い方」「お手入れに適した素材」など、フライパンを長持ちさせる取り扱い方がきちんと書かれています。
購入後は必ず説明書を熟読しますというお客様で最長7年間フライパンを愛用しているという方がいらっしゃいました。
購入後は説明書に一通り目を通すことがお勧めです。
この記事を書いたのは…おだけみよ
ライフオーガナイザー。
汚部屋主婦から片付けのプロに。
料理と雑貨好きが高じて、地方デパートにて輸入キッチン雑貨を7年担当。
おしゃれで機能的な商品提案が得意。
サンキュ!STYLEでは片づけ、家事、雑貨など、家事がラクになるコツを発信中!