すっきりとした一人暮らしのリビング

【持たない暮らし】整理収納アドバイザー直伝!失敗がなくなる「もの選びのコツ」

2025/02/14
  • 整理収納アドバイザー。無印×時短家事で50代からのシンプルライフのコツを発信  もっと見る>>

無印良品の元スタッフで整理収納アドバイザーのおだけみよです。

シンプルに暮らすコツは「ものを必要以上に持たないこと」
新たにものを買うときは慎重になる必要があります。

この記事ではものを購入するときに、整理収納アドバイザーが考えていることを紹介します。
ほんの少し意識を変えるだけで、ものが増えにくくなるので、ぜひチェックしてみてください。

1.サイズや使用感をいろんな角度から検討する

間取りの採寸

カタログなどでサイズを見ていても、実際に届くとイメージと違っていた…
経験がある方も多いのではないでしょうか。
筆者は購入時には実際の使用感をいろんな角度から検討しています。

配置した状態をシュミレーション

家具の配置のシミュレーション

カタログなどを見ていても、数字だけではイメージをするのが難しい場合があります。
そんなときは配置したい場所にマステを貼って、実際に使ったときの使用感を確認しています。

家具の配置のシュレーション

扉がある場合は、設置後に開閉の邪魔にならないかも確認します。
ほんの少しの差で開閉に影響が出ることもあるので、実際の使い勝手は慎重に検討します。

扉が邪魔して引き出せない収納ケース

お客様宅で意外に多い片づけあるあるです。

収納用品はものが大きいだけに、使えないとなると保管場所や処分に悩みます。
そのため、失敗しないように、特に家具や収納ケースは慎重に検討します。

また、ベッドや棚の場合は完成品を玄関などから搬入することになります。
部屋だけでなく搬入口を通過できるかも確認しています。

「ベッドが搬入口から入らずにキャンセルなる」という事例も多くはないので、購入前の確認は大事です。

2.不要になった場合の処分方法を確認する

ゴミ袋に入った不用品

「購入前から捨てることも考えるの!?」とよく言われますが、不要になって手放すときはお金も時間もかかります。
特にベッドやソファーはスプリングの有無で、不燃物扱いと可燃物扱いで違いが出ます。
また大型家具は自治体によって回収方法が違うので、事前に処分方法も調べています。

可燃物OR不燃物
通常のごみの回収に出すことはできる?
回収してもらえない場合、粗大ごみの出し方は?
手放すときは購入時以上に手間がかかる場合もあります。

処分方法を知っておくと、いざ処分するときもスムーズに手続きができます。
確認することで「処分が面倒だから購入は見送ろうかな」と、冷静に購入を検討するきっかけにもなります。

購入時には慎重に検討を!

片づけの相談では「捨てる」ことで悩むことが多いのですが、実は反対。
購入前にしっかり悩んで検討すると、「使わないもの」や「使えないもの」などの、無駄になるものの購入を回避できます。
特に大型の家具類は処分するとなるとお金も時間も要することが多いので、購入には慎重になります。

●この記事を書いたのは…おだけみよ

整理収納アドバイザー/サンキュ!STYLEライター
汚部住人から片付けのプロになり10年越え。
無印良品が好きで店舗スタッフとして約6年勤務。
勤務先の店舗にて店舗ブログの収納関連記事や片づけワークショップを担当した経験も。
無印良品を使いたい無印ビギナー向けにおすすめ商品やレビューなどを発信中。

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