【サンキュ!SDGs部】売れ残った花は廃棄?花を無駄にしないために出来ること

2022/05/11
  • 整理収納アドバイザー。無印×時短家事で50代からのシンプルライフのコツを発信  もっと見る>>

片づけのプロ・ライフオーガナイザーのおだけみよです。

先週末は「母の日」があり、SNSではカーネーションの画像が目立っていました。
その反面、イベントの後には売れ残る花もあって…
たまたいつものスーパーで売れ残った花を見かけて、今後自分に出来ることを考えてみました。

きっかけは「見切り品」のヵーネーション

いつものスーパーで買い物をしていると、こんなカーネーションが目に入ってきました。
そこは先日まで「母の日」用のカーネーションがたくさん並び、賑わっていた売り場。
今日は人がいなくて静かでした。

綺麗だけど、今日明日で売れなければ、枯れるか、廃棄になるか…。
そう思うと自然と手がカーネーションに伸びました。

コロナ禍に入ったばかりの2年前。
卒業式や入学式、歓送迎会などがなくなり、大量に廃棄される生花が話題になりました。
フラワーロスを救うために話題になった「フラワープロジェクト」
今でもあるのかな?...と気になったので調べてみました。

そもそもフラワーロスって?

お祝いの場面では欠かせない花。
特に結婚式では文字通り「華」を加えてくれるので欠かせないアイテムとなっています。
しかしながらコロナ禍の影響で、結婚式は2020年3月から9月の約半年で、約17万組が延期、中止したと言われ、花の流通停止を余儀なくされたようです。

花屋さんでは時期がずれたり、売れ残った花は廃棄するしかありません。
その廃棄される花がフラワーロスロになります。

廃棄される花を救いたい「スマイルフラワープロジェクト」

コロナ禍による市場縮小で生じたフラワーロスや、 規格外として廃棄されるお花を救いたい。 1本でも「多くのお花を救い、皆さまの元にお届け」したい。 「お花の魅力」を、より多くの方に知っていただきたい。 その活動で「花農家さまを支援」したい。 そんな想いがこのプロジェクト実施の背景にあります。

2020年はこのプロジェクトに賛同して、多くの企業が花を流通させるサービスなどを取り入れていました。
2年たった今は「スマイルフラワープロジェクト」がきっかけで生まれたサービスを継続している企業は少なくなったようです。

…とはいえ「フラワーロス」はなくなったわけではなさそう

コロナ禍になる前から「フラワーロス」問題があったようです。
ロスによる経済損失は年間1500億円とも言われています。

フラワーロスを減らすためにでききること

1.花のある暮らしを楽しむ

贈るだけけでなく、家に花を飾ってみる。

画像は定期的購入している頒布会で入っていた「トルコキキキョウ」
2か月に一度、地元の農家さんの農産物が詰まったお得な定期便を利用しています。
ある回で入っていた「トルコキキョウ」
飾ってみると綺麗な花が毎日目に入る暮らしは、リラックス効果が高まり心がほっとしました。

2.見切り品を見かけたら購入してみる

今回のようなイベントごとの後に、こうした見切られている花をよく見かけます。
目についたら、気に入ったものを購入してみる。
普段、花を飾る習慣がなくても、時には花のある暮らしを楽しむのもいいものです。

1人だと出来ることには限界があるけれど…

私は会社を興しているわけでも、個人事業でバリバリ実績を持っているわけではないので、自分個人でできることは限られています。

時々、Twitterなどで廃棄食材が拡散の力で救われた話を目にします。
フラワーロスのことを誰かに話してみることで、1人でできることは限られるけど、意識する人が多くなれば廃棄される花を減らせるのではないかと思います。

この記事を書いたのは…おだけみよ
ライフオーガナイザー。
汚部屋主婦を脱出して片付けのプロに。
片付けのプロの傍ら、料理好きが高じて富山県公式サルベージサポーターとして、家庭の食品ロスを削減するアイデアを2年間提供。
現在も引き続き個人で食品ロスや冷蔵庫収納に関するアイデアを発信中。

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