ズボラな片づけのプロが家事を楽しくするために工夫していること2つ
片づけのプロ・ライフオーガナイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。
元汚部屋住人で、家庭科の成績は万年「2」
元々家事全般が大の苦手な主婦でした。
そんな私が現在は片づけのプロ。
「どうやって苦手な家事を克服したの?」
片づけ以外では一番よく聞かれる質問です。
今回は私が苦手だった家事を楽しくするために工夫していることを紹介します。
1.お気に入りの道具を選ぶ
毎日使う調理道具は自分が「好きな物」「気に入った物」を基準に選んでいます。
以前は「お手頃なもの」をなんとなく選んでいました。
けれど、これだとモチベーションもなんとなく上がらないことが多かったです。
●「好きな物」や「気に入った物」を使うようになってからは…
道具を手に取るだけで気分が上がる
大切に扱うので手入れが丁寧になり、結果長く使えるようになる。
料理や食事の時間が楽しくなった
お財布と相談しつつ、「好きな物」や「気に入った物」を、少しずつ暮らしの中に取り入れています。
先日購入したお気に入りは「柳宗理」のカトラリー。
シンプルなデザインが昔から好き。
カトラリーを揃えることがあれば、これを選ぼうとずっと思っていました。
今は家ご飯が毎日楽しみにしている時間のひとつです。
2.いつでもスッキリよりも「戻しやすい」を重視
片づけにはまりだした頃は「いつでもスッキリ」がお手本でした。
・キッチンツールは引き出しに仕舞う
・掃除道具も収納に収める
・調味料も引き出しへ
けれども、根がズボラな私。
引き出しに仕舞うことが億劫で、かえって使いっぱなしになり散らかることが多かったです。
「仕舞うことが散らかる原因」
それに気づいてからは、よく使う物は出しっぱなしにしています。
家事がしやすい空間で大事なことは「戻しやすい」空間。
多少、すっきりしていなくても、必要であれば出しっぱなしを優先しています。
きっかけは「サンキュ!」
家事が楽しくなったきっかけは「サンキュ!」でした。
お世辞でもPRでもなく…
私が家事を見直し始めた20年以上前は、SNSがほとんどなかった時代。
情報源は主婦雑誌でした。
サンキュ!に出てくる読者モデルの皆さんは家事を楽しそうにしていて、なんとなく家事をしていた私には一種のカルチャーショック。
雑誌を参考にしながら自分なりに工夫をしていきました。
今はSNSもたくさんあるし、「サンキュ!STYLE」もあります。
是非、いろんな発信から家事が楽しくなるアイデアを見つけてみてくださいね。
●この記事を書いたのは…おだけみよ
ライフオーガナイザー。
2013年、ライフオーガナイザー1級を取得し、汚部屋主婦から片づけのプロに。
片づけのプロ歴10年目。
コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動、
現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。