キエーロ

エコな暮らしは続いてる?昨夏に始めた自家製生ごみ処理機「キエーロ」のその後

2024/06/14
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整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。

昨年、自家製生ごみ処理器コンポストを作った記事を書きました。
あれから約1年。結論からいうとゆるゆるエコな暮らしを楽しんでいます。
今回は「キエーロ」のその後を紹介します。

「キエーロ」ってなに?

キエーロ

はじめて読む方には「キエーロってなに?」思っている方も多いと思います。
まずは簡単に「キエーロ」の紹介を…。

「キエーロ」は土の中の微生物(バクテリア)を利用し、生ごみを分解・消滅させます。
分解用の菌等は不要、生ごみを入れても土の量が増減することはなく、簡単で経済的に使えるのが特徴です。

作り方は簡単で容器の中に土を入れるだけ。
誰でもお手軽に生ごみ処理器を作ることができます。
詳しくは下記の記事も合わせてご覧ください。

1年間使ってわかった!キエーロを上手く続けるコツ

1.風

土の中でバクテリアが生きているので、密閉しないことが大切です。

容器には穴をあけるなどして、風が通るようにしています。
最初、持ち手のない容器を考えていたのですが、この容器にして正解でした。

2.太陽

分解には土の温度が必要とのことで、太陽の光を取り入れられるように、透明のふたがついた容器にしています。
同じものを入れても冬は分解が遅かったので、暑くなってくるこの時期に始めて、コツが掴みやすかったのももよかったなと感じています。

キエーロの苦手なものはやはり「人が食べられないもの」

キエーロ

始める前に「キエーロは人が食べられないものは苦手」と聞いていました。

実験的に卵の殻を入れたことがありましたが、可食出来るものに比べると日数がかかりました。
それで、殻や骨はごみの回収日に出しています。

もう一つある「キエーロ」のおすすめポイント

自治体によっては「生ごみ削減に繋がる」ので、キエーロを作ると助成金が出る所もあるようです。
筆者の住む地域は対象ではありませんでしたが、これから作ってみたい方は、確認してみるとよいですよ。

1年間使ってみて…

キエーロ

筆者は飽きっぽいので、途中でやらなくなったり、失敗して挫折するかなと、始める前は思っていました。
が、予想に反して!?1年間ゆるゆるとキエーロ生活が続いています。

先ほども書いたように始めたのが初夏で、暑さで分解が早くコツを掴みやすかったのがよかったのかもしれません。

冬になると気温が下がり分解が遅くなってしまうのですが、蓋つきの容器で一時発酵させたりして、どうしたら分解しやすくなるか工夫することも楽しめるようになっていました。

キエーロは分解が進んでも堆肥が増えることがなく、お手入れの手間がないのがラク。
おまけにごみの回収日を気にしなくてもいいので、気に入っています。

結論:控えめに言って、便利です!

●この記事を書いたのは…おだけみよ

整理収納アドバイザー/サンキュ!STYLEライター
汚部住人から片付けのプロになり10年越え。
無印良品が好きで店舗スタッフとして約6年勤務。
勤務先の店舗にて店舗ブログの収納関連記事や片づけワークショップを担当した経験も。
無印良品を使いたい無印ビギナー向けにおすすめ商品やレビューなどを発信中。

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