【うまくいく片づけ】センスがないから片づかない!?片づけにセンスなんて要らないよ!
片づけのプロ・ライフオーガナイザーのおだけみよです。
「センスがないから片づかない」
片づけにはセンスやテクニックが必要だと思われていることが多いです。
実は片づけにはそれらは必要ではありません。
片づけ作業を始める前に、途中で挫折しないように最初にある質問をお客様にしています。
今回はセンスやテクニックよりも大事なことを紹介します。
「片づいた後にどんな暮らしがしたいですか?」
どんなお客様にも必ず伺う質問です。
一見、片づけには何の関係もなさそうですが、
片づけいた後の暮らし(=ゴール)を決めるか決めないかで結果は大きく変わってきます。
ゴールがはっきり決まていると、
何を手放し、何を残すかが明確になり、作業が進みやすくなります。
片づけ以外のことで考えてみましょう
例えばマラソン。
42.195㎞のフルマラソンを走る場合、
とりあえず大会に出て42.195㎞を走り出す人はいないと思います。
完走するために練習プログムを考えて、トレーニングすることから始めます。
1.42.195㎞という最終ゴールを決める
2.目標に向かって、トレーニングの内容や手順を決める
3.2で決めた手順に従ってトレーニングを始める
片づけもこれと同じ
1.片づけのゴール(理想の暮らし)を決める
2.そのためにどんな手順で片づけるかを決める
3.2の計画に基づいて作業を始める
いきなり物を手放そうとしても、途中で何を手放していいのかわからなくなると、作業が中断してしまいます。
何を残して、何を手放すかがきちんとイメージでできると作業がスムーズに進みます。
ゴールは具体的に設定すると挫折しない
「スッキリした暮らしがしたい」「ミニマリストになりたい」など。
この質問をした時に多い答えです。
でもこれではまだ目標が曖昧です。
スッキリした暮らしとはどんな暮らしだと思いますか?
全部物を隠しますか?それともよく使う物を厳選して出しますか?
ミニマリストとして物をどれくらい持つのが理想ですか?
ぼんやりとしたイメージでは途中でゴールが曖昧になり挫折するので、具体的に理想の暮らしをイメージしてゴール設定をします。
片づけが苦手な人はゴール設定が曖昧
片づけが苦手な人ほど、こういった地味な作業を端折る傾向があります。
とりあえず物を手放そうとしたり…
とりあえず収納グッズを変えようとしたり…
ゴールが不透明な状態でとりあえず始めてしまうので、途中で手が止まった時にどうにもこうにも動けなくなり挫折してしまいます。
片づけで大事なことはセンスより段取り
「センスがないからうまく片づきません」
よく言われるのですが、実は片づけにはセンスは必要ありません。
大事なことは段取りです。
その第一歩が「ゴール設定」です。
今まで失敗を繰り返してきた人でも、明確にゴールが見えると失敗からの卒業が近くなります。
●この記事を書いたのは…おだけみよ
ライフオーガナイザー。
汚部屋主婦から片付けのプロに。
個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動、
現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。
サンキュ!STYLEでは片づけ、掃除、料理など、家事がラクになるコツを発信中!