【実例】我が家のキッチン収納 ~使い勝手のいい収納を作るのに外せない場所~
片づけのプロ・ライフオーガナイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。
引越しして3ヶ月。
ようやく収納が定着してきたので、我が家の収納を少しずつ紹介していきます。
今回はキッチン収納編。
デッドスペースになりがちな壁面をメイン収納に活かしました。
使い勝手のいい収納を作るコツも併せて紹介します。
1.キッチンのメイン収納
使い勝手がよい吊り戸棚下の部分の壁面に、収納を作りました。
もとはこのような形になっていました。
この壁面は手を伸ばして物がさっと出し入れできる高さ。
「ゴールデンゾーン」と言われる場所です。
ゴールデンゾーンとは腰のから目線の高さにあたる部分。
この場所にメインの収納を作ると、動きに無駄ながなく効率の良い収納を作ることができます。
吊戸棚は手が届かず使いにくいので、収納として使う予定はありませんでした。
そのため、使い勝手のいい壁面を収納にするため、突っ張り式の棚を設置しました。
上段
保存容器の収納スペース。
容器は料理の保存の他、お弁当箱や調理中に切った食材を入れるボウル代わりにも使います。
そのためやや多めに持ち、大中小と3サイズを使い分けています。
下段
こちらは一番出し入れしやすい高さにあたるので、調理のたびに毎回使う物をまとめています。
・ボウル
・食事用の飯碗など
・調味料
食事のたびに使う飯碗や汁椀などは、かごにセットしています。
盛り付け時にさっと出せて便利です。
鍋つかみも、目の前にかけておけばサッと取り出すことができます。
以前はガスコンロ下の収納に掛けていました。
これだと下を覗かないと取り出せず、やや面倒でした。
そこでいつでも使えるように、目線の高さに収納しました。
何気によく使う計量カップも棚板に掛けています。
2.ゴールデンゾーンには「よく使う物だけを収納する」
使い勝手のよいゴールデンゾーンは、ちょい置きしやすい高さでもあります。
ついつい置き場所のないものをちょい置きしがち。
そのため、このスペースに住所不定の物が置かれ、よく使う物があちこちに点在...。
その結果、使い勝手が悪い収納になるというお宅が少なくはなかったです。
ここは「よく使うものだけを置く」と決めて、他の物は置かないようにするのがコツです。
使い勝手の悪い収納になっていないかをまずチェック!
収納が使いにくい…
そんな時は、このゴールデンゾーンにあたる部分に何が置いてあるかを確かめましょう。
意外に使っていないものを収納していることが多いです。
まずはそれらを取り除きましょう。
そして、一番よく使う物をこの場所に集めます。
よく使う物が使いやすい高さにあるだけで、無駄な動きが減り家事が楽になります。
3.人真似ではなく、自分が使う物を収納する
片づけのプロの実例やSNSで人気の収納と同じものを置いても、使い勝手がよくなるとは限りません。
「自分はこの場所に何を置くと、出し入れしやすいか?」を考えてみることが大切です。
よく使う物や置きたいものは人それぞれ。
それらなを見極めることから、使い勝手のいい収納への第一歩が始まります。
●この記事を書いたのは…おだけみよ
ライフオーガナイザー。
2013年、ライフオーガナイザー1級を取得し、汚部屋主婦から片づけのプロに。
片づけのプロ歴10年目。
コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動、
現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。