片づけLesson

【年末までにスッキリ!】サンキュ!STYLE・お片づけLesson番外編 「また着るかも…」迷った時の対処法

2023/11/26
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片づけと無印良品で、シンプルに暮らすコツを発信中!
整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。

この時期は大掃除の準備や片づけをしておくのに適しています。
…と言われても、「片づけがなかなか捗らない」
そんな方も多いのではないでしょうか?

年末に向けて、サンキュ!STYLE上で「片づけLesson」を連載しています。
是非年末に向けて一緒に片づけていきましょう。

番外編 「また着るかも…」迷ったらどうする?

困った顔の女性

クローゼット整理のあるあると言えばこれ。
「また着るかも…」
そう考えると、ちょっと手放すのをためらってしまいますよね。

解決法はズバリ「着てみること」

鏡で姿を見る女性

迷った時は実際にその服を着てもらいます。
判断した時に服をあてて鏡で見ることが多いと思うのですが、それでは正確な判断が出来ません。
面倒でも実際に着てみましょう。

・着てみるとなんだか野暮ったいな
・服のラインが綺麗に出ない
・見た目の丈より着丈が短すぎて似合わないな
・思ったよりいいじゃん
・意外にこの柄は似合う

実際に着てみることで、新しいい発見が多く出ると思います。
ただあてるのと、来てみるのとでは雲泥の差。
実際の印象を客観的に見ることで、「手放すOR残す」をさらっと判断できて作業が進みやすくなります。

「痩せたら綺麗に着られるかも!?」と思った時は…

ぶかぶかのズボン

これも「片づけあるある」です。
まだ実現していない不確実な未来への不安が伴って、作業が止まってしまうパターンです。

これも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。
実際に「痩せた時」に、今目の前にあるものを着たいですか?
実際は新しい物やその時に流行っているものが欲しくなることが多いと思います。

これからの暮らしで「本当に着たいもの」だけ残しましょう。

それでもどうしても迷う時は…

衣類整理をする女性

色々考えても決断ができないこともありますよね。
そんな時は思い切って「保留」にしましょう。
実はどうしても迷う時は「捨てない勇気」も大事です。

腑に落ちていないのに手放してしまうと、あとで後悔することになります。
こうした後悔がやがて「捨てて失敗したから、あれもこれも捨てられない」と、物を溜め込む要因になります。

一旦保留にして、次の衣替えシーズンに必ず見直しをしましょう。
今回で判断できなくても、時間の経過とともにある日踏ん切りがつくなんてことも珍しくはありません。

迷うことは悪いことではない

片づけで迷うことはよくあることです。
迷って進まなくなることは、悪いことではありません。
自分の「好き」や「こだわり」など、価値観を整理するチャンスです。
価値観がわかれば今後の物の持ち方にも変化が生まれ、シンプルな暮らしに近づけます。

●この記事を書いたのは…おだけみよ

汚部屋住人から片づけのプロになった整理収納アドバイザー。
片づけのプロ歴10年目。
コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動。
現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。

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