【2024年はスッキリ暮らす!】サンキュ!STYLE・お片づけLesson番外編 家族のものはどうする?
片づけと無印良品で、シンプルに暮らすコツを発信中!
整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターのおだけみよです。
年末に向けて、連載してきたサンキュ!STYLE上で「片づけLesson」
気になる場所の片づけは進みましたか?
さていよいよ最後はリビングです。
…その前に、家族共用スペースを片づけるコツを紹介します。
いよいよラスボスはリビング!そのわけは?
リビングは家族共用で使う物が多い共用スペースです。
・要不要の判断を自分一人ではできないことが多い
・家族とも言えども、選別の基準や使いやすい収納方法などの価値観が違う
これまでは、家族のものと言っても、靴や衣類など、使う人が一人だけというアイテムが中心でした。
リビングは文具や書類など、使う人が複数になるアイテムが多いです。
その為、難易度が上がりますが、家族が集まることが多いこの時期だからこそ片づけるいいタイミングです。
共用スペースを片づける時に気を付けたい事
片づけの相談で多い質問のひとつが
「ついでに子供の(主人の)物も片づけてもらえますか?」というものです。
結論から言うと「これはNGなのでお断り」しています。
自分の物より家族の物は、さっとゴミ袋に入れたり、メルカリに出品するなど手放す方法が思いつきます。
第三者のものだと思い入れがないので、驚くほど作業が捗ります。
けれども、「ゴミだと思って捨てたら後でけんかになった…」
これはNGな片づけあるあるです。
「家族の物は勝手に捨てない!」これが鉄則
自分が大事だと思っているものが、勝手な判断で捨てられたらカチンときますよね?
それは誰だって同じ。
例え、走り書きのメモ用紙であったとしても、勝手に捨てないようにしましょう。
片づけ始める前に「これからどう暮らしていきたいか?」を決める
いきなり捨て始めると勢いで捨てすぎてしまうので、片づけ始める前の思考の整理が大事です。
まず「何を残していくか」を決めます。
その為には、家族みんなで「これからどう暮らしていきたいか?」というゴールをしっかり決めることが大切です。
ゴールをしっかり決めないと途中でブレて挫折しやすくなるので、ここは家族みんなでしっかり話し合いましょう。
「物が少ないこと」が正解ではない
「必要最小限で暮らす」ことに注目が集まってから、物が少ないことが正解と思ってしまいがちです。
けれども、それが最善ではないこともあります。
物は多い・少ないよりも、自分が心地よく管理できるかの方が大事です。
パッと見スッキリ綺麗に見えても、毎日片づけに追われてイライラするのは本末転倒です。
それなら、多少物は多くてもすぐに片づけられる仕組みを作って、散らかった時にさっとリセットできる方が心に余裕が生まれます。
長期休暇は片づけのベストタイミング!
冬休みや年末年始は家族が集まりやすいです。
特にこの時期は大掃除のシーズンでもあるので、家族みんなで片づけやすい時期でもあります。
この機会に家族みんなで「2024年はどう暮らしたいか?」を決めることから始めましょう。
●この記事を書いたのは…おだけみよ
汚部屋住人から片づけのプロになった整理収納アドバイザー。
片づけのプロ歴10年目。
コロナ禍以前は個人宅の片づけ作業サポートや片づけ講座開催などを中心に活動。
現在は執筆作業中心にオンラインでの情報発信を行う。