モノの住所を決めたら捨てられない主婦を卒業できた!

2022/07/02
  • 「頑張りすぎず、心に余白を」がモットー。楽で効率の良い家事や掃除、収納術、家のあれこれを試行錯誤中。 もっと見る>>

こんにちは。
整理収納アドバイザー/家事代行アラサー主婦のさくぽんです。

「頑張りすぎない生活」を目指すため、楽で効率の良い家事や掃除、収納術を日々模索している我が家のあれこれについて発信しています。


貧乏性でもったいない精神の強かった私は小学生のころから「いつか使うかも」となかなかモノが捨てらず大人になってからもたくさんのモノに囲まれて過ごしていました。

今回はそんな元捨てられない主婦の私がモノの住所(置き場所)を決めたことでモノが捨てられるようになったお話をしたいと思います。

“とりあえず置き”の乱用

モノが捨てられなかった頃、私がよくやっていたこと、それは“とりあえず置き”。

「とりあえずここにしまっておこう」
「置く場所がないからとりあえずテーブル下に置いておこう」

自分の部屋はいつも“使っていないけどとりあえず置いてあるモノ”で溢れていました。

“片付け上手”と勘違い

昔から整頓は得意だったため、整理ができていなくてもキレイに整えられているから「私は片付け上手なんだ」と思い込んでいました。

特技は探し物と忘れ物

10年位前、実家にいた頃は家を出発しても忘れ物で何度も家に戻ったり、余裕をもって準備をしていたのに探し物をして結局時間ギリギリに、なんてことがしょっちゅうありました。

その原因は明らかで、モノが多すぎるが故必要なモノが埋もれ、用意をしていても見落としてしまうのです。

心配性だから準備は念入りで早め。だけどせっかく用意したのに持っていくのを忘れるということが多く、とってももったいないことをしていました(笑)

“モノを減らそう!”

そう思ったきっかけは整理収納アドバイザー2級の講座で聞いた「人は年間150時間も探し物をしている」というお話。

それを聞いて改めて探し物にかけている時間の無駄さを痛感しました。

“モノの住所”を決める

使用頻度を考える

私は自分が1軍としてよく使っているモノから優先的にモノの住所(置き場所)を決めていきました。

① 外出で持ち歩くモノ(財布、リップ、イヤホンなど)
② よく使うモノ(コスメ、資格の勉強道具、眼鏡、筆記用具など)
③ 毎日ではないけど頻繁に使っているモノ(テプラ、ネイルセットなど)
④ 定期的に増えていく、保管が必要なモノ(書類や明細など)

3Wを考える

次に
① いつ(When)
② どこで(Where)
③ 何と一緒に(With)
使うかを考え、置き場所を決めていきました。

モノに対する疑問を持つように

モノの住所を決めてからはモノに対して疑問を持つようになりました。

・なんでこれはココに置いてあるんだろう
・なんでこんなにぎゅうぎゅうに詰められてるんだろう

むやみやたらに住所を決めるわけではなく、住所がないモノが出てきた時には”本当にコレに住所を決める必要があるか”を考えるようになりました。

住所がない=自分にとって不要なモノかもしれない

そう考えられるようになってからはモノが一時的に増えても簡単に手放せるようになり、気付くと自分の周りには“使っているモノだけが残るようになりました。

身の回りのモノが減っただけでなく、置き場所も自分でしっかり決めていくことで、モノの把握がしやすくなり、探し物や忘れ物も明らかに減るのが実感できました。

時間と心に余白をつくろう

住所を決めるときは限られた収納スペースに“余裕をもって”収納することを意識しましょう!

さらに入れたい場所に収まりきらない場合にはこんなに持っている必要があるのかを自分に改めて聞いてみてください。

そのとき「とりあえず」という言葉が少しでも浮かんだらそれは不要である可能性が高いと思うようにすると今までよりも少しモノへの考え方が変わるはずです!


この記事を書いたのは…さくぽん
整理収納アドバイザー・家事代行として活動中。

整理収納アドバイザー1級/クリンネスト1級/家事代行
頑張りすぎない余白のある生活を目指す主婦。

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