すぐに実践できる「モノを増やすときの3つのマイルール」
こんにちは。
クリンネスト、家事代行アラサー主婦のさくぽんです。
「頑張りすぎない生活」を目指すため、楽で効率の良い家事や掃除、収納術を日々模索している我が家のあれこれについて発信しています。
今回は元捨てられない主婦の『モノを増やすときのマイルール』をご紹介します。
モノに囲まれた生活に慣れている私たち
ご自身の実家、あるいは実家の自分の部屋、祖父母の家を少し思い出してみてください。
ちょっと思い出すだけでもモノが多かった気がしませんか。
もちろん家庭によって差はあるかと思いますが、片付いているかどうかは別として昔(両親の世代)は“モノに囲まれた生活(ここでは汚部屋という意味ではなくモノがたくさんあるという意味です)”をしている人の方が多かったのではないかなと思います。
そんなモノで囲まれているのが当たり前な生活で育った私たちの家に、モノが多いのは仕方ないことなのかなぁとも思います。
“家の中になぜモノが増えてしまうのか、なぜ捨てられないのか”という理由をしっかりと分析して、モノに囲まれていることが当たり前のことではないと気付くことが重要です。
モノを増やすときの3つのマイルール
その1)即決購入をしない
欲しいものでもすぐには買わず、写真だけ取ってまずは持ち帰ります。家に同じようなものがないか、必要であればその時に整理をします。
一度持ち帰り、収納の中や頭の中を整理することで少し冷静にモノと向き合うことができます。
それでもやっぱり欲しい!!と思えるものであればその時は思い切って買います。
どうしても欲しいもの、思い入れが強いものであれば大事に使うことができます。高価なものであればなおさら。
大事なのは、「本当に自分にとって必要かどうか考える時間を作る」こと。
考えている間に売り切れてしまった時は、今回は買う必要がなかったモノなんだと思うようにしています。
その2)使い切る仕組みをつくる
現役選手がいるにもかかわらず他のものに浮気しがちな代表例であるスキンケア商品、ヘアケア商品、洗剤は気付くと中途半端な量のモノがたくさん。
私もその一人でした。
そんな私が今、心掛けていることは「今使っているモノ(現役選手)を使い切る」こと。
もちろんベストは、今使っているモノを使い切ってから新しいものを買うことです。
しかし、どうしても欲しい!今、欲しいんだ!
そんなこともありますよね。
色々考えた挙句に今買わなければいけないのであればそれは我慢する必要はありません。
ただ、買う際には今使っているモノをどう使い切るのかを考えた上で買う決断をしてください。
【使い切る仕組みづくり例】
①今使っているモノを使い切るまで新しいものはストックとして保管
②新しいものには完全シフトせず、使い分けることで今使っているモノも使い切る
③今使っているモノは外泊用、持ち運び用にする(ヘアケア、スキンケア)
その3)「〇〇用」「〇〇専用」の物は買わない
洗剤
「これ1本でピッカピカ!」「たまった汚れをごっそり落とす」
そんな言葉に惹かれてコンロ用、換気扇用、水垢用、ピンク汚れ用など気付けば洗剤コレクターになっている方も多いのではないでしょうか。
最近では万能洗剤もたくさんあるので、うまく活用すれば収納内もスッキリします。
すべての洗剤を1本にまとめなさいということではなく、汚れの種類によって合う合わないがあるので、洗剤の液性を見て汚れの種類ごとに洗剤も数種類持っておくのがオススメです。
色々な洗剤を試して自分の掃除頻度と汚れ具合に合った洗剤を見つけるのはとっても大事なことですが、汚れが落ちても使い切れない洗剤があふれていたらあまり意味がないですよね。
なので今あるモノを使い切っていくことが汚れを落とすのと同じくらい大事なんです。
ちなみに洗剤の液性は洗剤の裏を見ると、成分とは別に記載があり一目でわかるようになっています。いまいちわからないという方のために、この記事の最後に簡単にまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてください。
調理器具
時短グッズなどの便利なキッチン用品が多いですが、わたしは「〇〇しかカットできないもの」「〇〇を茹でる容器」などそれだけでしか使えないものは買わないようにしています。
毎日あるいは週に3回以上作らなければいけないもの、やらなければいけないことで時短をしたい場合には便利グッズがオススメですが、月に1度しか作らないもの、数か月、年に1回のための便利グッズは収納するための場所をとるだけになってしまいます。
キッチン収納が足りないと思っている方、キッチン用品を少し減らしたいと思っている方は、ぜひ持っている便利グッズをどれくらいの頻度で使っているかを考えてみてください。
【おまけ】液性別洗剤と汚れの種類例
・水拭き、中性洗剤(食器用洗剤、ウタマロ等)
→ついたばかりの汚れ
・弱アルカリ性(バスタブクレンジング、マイペット等)
→皮脂汚れ
・アルカリ性洗剤(キッチンマジックリン等)
→食べこぼし、油汚れ
・重曹、セスキ炭酸ソーダ
→頑固な油汚れ、焦げ
・クエン酸、酸性洗剤(サンポール等)
→水アカ、尿石
・塩素系アルカリ性漂白剤(カビキラー、ハイター等)
→漂白、カビ
なんであんなに洗剤の種類が多いの!?と思いますよね。
各社で多少、洗剤に入っている成分の配合が違ったりするんです。
そのため色々な謳い文句で売り出しているのです。
さいごに
最近はSNSなどでもミニマリストさんが多く活躍していて、モノが少ないシンプルな暮らしにあこがれる人も多いですよね。
モノが多いのが当たり前だった生活の中で、「モノが少ない方が過ごしやすい」「モノが少ない暮らしにあこがれる」と思うようになった今の時代はある意味、転換期なのではと勝手に考えています。
そして、これからシンプルな暮らしにシフトできるチャンスではないかなと思います。
まだまだ名残のある“モノに囲まれた生活”から少しでも早く卒業できるよう無理なく、少しずつモノを減らしてすっきりと過ごしやすい暮らしを手に入れましょう。
この記事を書いたのは…さくぽん
クリンネスト、家事代行として活動中。
クリンネスト1級/整理収納アドバイザー準1級/家事代行
頑張りすぎない余白のある生活づくりを目指す主婦。