【子育て】元保育士母さんが子育てで大事にしている4つのこと
汚れもイライラも溜めない暮らしを目指す、サンキュ!STYLEライターの坂田亜希です。
家事代行業ハウスクリーニング士の観点から日々のちょこっと掃除を楽しく続けられるコツをお伝えします。
今回は掃除のお話でなく、「我が家で実践している子育てで大事にしている4つのこと」についてご紹介致します。
その1 家族で時間のルールを決める
お母さんは何かと時間に追われがち。しかも、仕事もしているとなかなか子どもの「あれしたい!」「これしたい!」に答えてあげれない事もあると思います。私も口癖が「ちょっと待ってね」「また今度ね」でした。この言葉を繰り返していると、子どもも「どうせ出来ないな」とやる気がなくなってしまいます。子どものやる気がなくならないように、「何曜日の何時ならできる」と事前に決めて子どもに伝えます。そのことを家族みんなで共有します。
例えば私が娘とお菓子作りをするときは主人に息子の相手をしてもらったりします。仕事をしていると正直子どもとの時間がとれません。だからこそ確保した時間だけはしっかりと集中して子どもと向き合えるようにしています。
その2 子どもができる環境作り
今、わが子は小学4年生と1年生ですが、年長になったくらいから少しずつ自分でできるように環境を整えてきました。そして、今では自主的に出来ることも増えてきたので、「あれやって!」「これやって!」と言われることが減りました。こうすると正直親も助かります。自分の事は自分でできるように自然と促していきます。
例えば、「子どもの食器は子どもの手の届く場所に片づける」「子どもの飲む牛乳は子どもの手の届く範囲に置く」「週末に上履きを洗えるようにベランダにブラシセットを置く」「タブレットやキッズ携帯の充電器は子どもが管理する」などです。何か飲みたいな、携帯充電したいな、自分の靴洗わなきゃなという時にすぐに親に頼るのではなく、自分でできるようにしています。
その3 最初は見守るに徹する
子どもが試してみたいことをやる時に、ついつい口も手も出てしまいます。私もよく口も手も出して、子どものやる気をなくした経験が多々あります。コップに牛乳を注ぐ時に、親はこぼしてほしくないので、つい手がでます。それでは、結局親が入れたことに変わりありません。
ある時、子どもがケガをしないレベルの事は一切口も手も出さずに見守ろうと決心しました。助けを求められた時だけ口を出しました。最初は、こぼす、汚す、壊す、焦がすなどいろいろハプニングは起こります。しかし、それで子どもは次にどうすればハプニングを回避できるか考えて行動します。最初は親の試練ですが、子どもは自分で出来ることが増えれば、自信にもなり、自主性が育まれます。小学生になったわが子は今では毎朝、トースト、たまご焼きなど朝ごはんも作ってくれるようになりました。
その4 評価しない
評価しないというのは、あまりうまくいかなかった時の事です。上手に出来た時は褒めます。しかし、小学生になったわが子を褒めるときに過剰には褒めません。サラッと褒めます。幼児の時はオーバーリアクションで褒めてましたが、小学生にもなるとサラリと褒めて小さな喜びを感じてもらい、その積み重ねが大事かなと思ってます。過剰に褒めると、褒められることが目的となってしまうのではないかという我が家の考えです。失敗したときは「次どうしたらいいか?」を聞きます。その答えに賛同するか、または母としての意見を伝えます。あとは子どもがどう考えて、次どう行動するかを見るのみです。
まとめ
子育てには正解がなく、私も毎日葛藤しております。子どもも親も十人十色。育児書通りにならないことなんて多々ありますよね。わが子も学校に行きたくないと暴れたり、かと思うと翌日にはケロッとして学校に行ったり。一体何だったのか?という事もあります。ひとつひとつを深く受け止めていると親も疲れてしまいますよね。親だって人間ですから、子どもが元気で笑っているならば少々手抜き息抜きも大事です。自分にゆとりがあるなという時にしっかりと向き合い、子どもの「やってみたい」に答えてあげればいいのかなと思っています。あとは親が笑っている事、楽しんでいる事、その姿を見せれていれば子どもも自然と笑顔になるかなというのが我が家の想いです。これからも子育てを楽しんでいきます!
記事を書いたのは・・・坂田亜希
家事代行業ハウスクリーニング士。キレイにすることが大好き。家事代行を通して、お客様の日々の掃除の負担を減らし、時間と気持ちにゆとりを生み出すこと意識しております。洗剤や道具の上手な使い方などを発信していきます。