【たたみ掃除】ハウスクリーニング士が教えるたたみを傷めない方法。
汚れもイライラも溜めない暮らしを目指す、サンキュ！STYLEライターの坂田亜希です。
家事代行業ハウスクリーニング士の観点から日々のちょこっと掃除を楽しく続けられるコツをお伝えします。
今回は「傷めないたたみの掃除方法」についてご紹介致します。
たたみのホコリ取り
たたみのホコリやゴミを取り除くときは、たたみの目に沿って掃除機やホウキをかけましょう。これは子どもの頃におばあちゃんに教えてもらった記憶もあります。昔は和室が当たり前。どの家にもたたみの部屋が必ずといっていいほどありました。たたみの目を無視して掃除機をかけると傷みの原因になります。あちこち向きを変えながら目に沿ってゴミを吸っていきましょう。
基本的な拭き方！
たたみは基本的に「乾拭き」です。掃除機と同じでタオルをたたみの目に沿わせて拭いていきます。たたみを水拭きすると湿った状態になってしまいます。重ねて、換気も悪い状態であれば、カビが発生する恐れもあります。
基本的には乾拭きのみ。そして、天気がいい日には換気をして湿気を避けるようにしてみて下さい。
和室を汚した時は？！
子どもがジュースをこぼしてしまったりという事もあると思います。そういう時は、まずは乾拭きでこぼれたジュースを吸い取ります。そして水で濡らしたタオルを硬く絞ってこぼした部分を拭いてください。
水拭きの後は必ず・・・
水拭きをしたら必ず乾拭きをしてください。とにかくたたみが湿っている時間を短くします。しっかり乾拭きをしておしまいです。晴れていればその後、換気まで出来たらいいですね。
汚れ=洗剤じゃない
たたみは洗剤などを使うと奥に入ってしまい拭きとることができません。たたみの奥が洗剤などで湿り、しかも拭きとられないまま長期間放置されれば素材が傷んできます。
汚れたから洗剤を！！とつい使いたくなりますが、返ってたたみを変色させたり傷みの原因になります。たたみの普段掃除は基本乾拭き。どうしてもの汚れ落としは水拭きからの乾拭きでお手入れしてみて下さいね。
記事を書いたのは・・・坂田亜希
家事代行業ハウスクリーニング士。キレイにすることが大好き。家事代行を通して、お客様の日々の掃除の負担を減らし、時間と気持ちにゆとりを生み出すこと意識しております。洗剤や道具の上手な使い方などを発信していきます。