フライパンジプシーから卒業！長く使えて経済的な『鉄のフライパン』がとてもいいんです！
サンキュ！STYLEライターのしーなです。日々の料理に欠かすことのできない「フライパン」。
今までスーパーで買えるごく普通のフッ素樹脂加工のフライパンを使っていましたが、迷いに迷って3か月前にようやく念願だった鉄のフライパンを購入しました。
思っていたよりも使いやすかったので、おすすめポイントや気を付けること等をお伝えしたいと思います。
鉄のフライパンに変えた理由
以前は2～3,000円くらいのフッ素樹脂加工のフライパンを使っていました。
食材がこびりつかないため油も少なく済み、ヘルシーかつ経済的でとても使いやすいと思います。
ですが、使用して1年過ぎた頃からコーティングに傷がつき始めるのでその度に買い替えなければいけません。
フライパンを資源ごみに出す度、「こんなに頻繁に捨てていいのだろうか？」と胸が痛みました。
去年の春頃から、使いこなすのが難しいため引き出しの奥に眠っていた「ステンレス製」のフライパンを引っ張り出して使うようになりました。使う前によくフライパンをしっかり温めることで、こびりつくのは防げるのでしばらく使っていましたが、熱伝導率が低いため「炒め物」がうまくいきません。
そこで、耐久性があり、熱伝導率が高い鉄のフライパンにしようと決めたのです。
鉄のフライパンのいいところ
●炒め物・焼き物が段違いでおいしい
シンプルな野菜炒めで一番その違いを実感しました。
熱伝導率が高く短時間で炒めることができるおかげで中華料理屋のような特有の香ばしさが出ます。
また、すばやく火が通るため水分を閉じ込めたままパリッと仕上がります。
●傷がつきにくいから長く使える
フッ素樹脂加工のフライパンの場合、コーティングが剥がれないよう鍋底に傷が付かない調理器具を
使う必要があります。一度傷がつくと元には戻せません。しかし鉄のフライパンであればコーティング
を気にせず多少の傷は気にする必要がないため調理するときの気持ちが楽です。
●どんどん油がなじんで使いやすくなるのが楽しい
最初はこびりつきが多少ありましたが、毎日使用していくうちにそれがなくなり、
フライパンが育つってこういう感覚なんだ！とわかります。
●慣れればお手入れも簡単
使用後はすぐに水に浸けてOKです。お湯ですすぎ、汚れはたわしでこすって落とします。
汚れだけ落として油膜を残すことでこびりつきを防ぎます。基本的に洗剤は使いません！
水分をふき取り火にかけてフライパンを乾かしたら最後に油を薄く塗っておしまいです。
最初は手間がかかる ように思いましたが慣れてしまえば簡単です。
鉄のフライパンで気を付けるところ
●使う前にしっかりフライパンを熱する
軽く煙が出るくらいまで熱してから油を入れてなじませます。
表面温度が高くなりすぎているので一度弱火にして温度を下げてから調理します。
こうすると焦げ付きやこびりつきを防げます。
●買ってからの処理
通常の鉄のフライパンは使用前に自身で空焼きして油ならしをする必要があります。
かなり時間がかかるので私は「ハードテンパー加工」されたものを選びました。
ハードテンパー加工は焼き入れと油ならしが既にされているのでさっと洗ったらすぐに
使えてとても便利です。
●向かない料理もある？
できないわけではありませんが、煮る・茹でる・蒸す料理には向かないようです。
理由はフライパンの表面にできた油膜が剥がれて錆びやすくなるからだとか。
しかしどのような料理でも、使用後はすぐフライパンの汚れを落とし、乾かしたあと
薄く油をひくようにすれば錆は防げます！
●使用後のフライパンは「蓋」がおすすめ
理由は「油」です。使用後油を薄く塗っておくので蓋をせず放置しておくと虫が寄ってくる
可能性があります。専用のカバーもあるようですが、私は蓋をして収納するようにしています。
「あれ？いつもよりおいしい」が増えた！
特にこの夏ヘビーローテーションだったのがなすのステーキ！
シンプルに、1cmの厚さに切って少し多めの油でじっくり焼くだけです。仕上げにすりおろし生姜と醤油を絡めて完成。今までも同じ料理を出していましたが、鉄のフライパンで作ったものは外は香ばしいのに内側はふっくらみずみずしく仕上がるため「いつもよりおいしい」と褒められました。
パンケーキも外はカリッと、中はふんわり仕上がります。（焼き色の美しさはテフロンにかないません）
長く使えるだけでなく、いつもの料理まで美味しくなる鉄のフライパン。ズボラな私に扱えるか不安でしたが、購入して大正解でした！
◆記事を書いたのは・・・しーな
元浪費家。ラク家事とプチプラが大好き。頑張りすぎないズボラ系主婦。
家族みんながハッピーになれるよう、実は考えています。