飲むならどっち?体を温めるお酒、冷やすお酒
保健師&薬膳スープインストラクターで、サンキュ!STYLEライターのTokieです。
年末年始は、お酒を飲む機会が多くなる方もいらっしゃると思います。
お酒は「体を温める」イメージがあるかもしれませんが、
お酒の中にも体を温める陽性のものと冷やす陰性のものがあります。
今回は、薬膳スープインストラクター目線で、体を温めるお酒と冷やすお酒についてお伝えします。
また、記事の後半では、おすすめのおつまみもご紹介します。
体を温めるお酒
ワインは赤と白、どちらがお好みでしょうか。
同じワインでも、赤ワインは体を温める陽性のお酒ですが、白ワインはその逆で体を冷やす陰性のお酒です。
どちらを飲むか迷った時には、赤ワインをチョイスすると体を温めることができます。
ほかにも、紹興酒や日本酒、芋焼酎や梅酒、ブランデーは体を温めてくれる陽性のお酒です。
体を冷やすお酒
ビールやウイスキー、麦焼酎は体を冷やす陰性のお酒と言われます。
冷たいビールはとっても美味しいのですが…寒い時や体が冷えている時には、「最初の一杯だけ」など控えたほうが良いかもしれません。
ウイスキーや麦焼酎は、お湯割りにしてあげると体が冷えるのをやわらげることができるそうです。
おすすめのおつまみ
体を冷やすお酒を飲むときには、体を温めてくれるおつまみを意識的にチョイスすると良いと思います。
たとえば、根菜を使った筑前煮、かぶや大根のお漬物などをおつまみにすることで、体を温めてくれる陽性の食材をとることができます。
しょうがをたっぷり使った料理もおすすめです!
チーズやドライフルーツは、特に調理しなくても食べられるのでとってもお手軽な陽性食材のおつまみです。
好きなものを楽しく食べたり飲んだりできるのが一番ですが、
体を温めてくれる陽性のお酒やおつまみをあれこれ選んでみるのも楽しいかもしれません。
◆この記事を書いたのは…サンキュ!STYLEライターTokie
NICU看護師として2年勤務後、保健師として地域や病院で12年勤務。赤ちゃんから高齢者まで、あらゆる世代の健康を支援する現役保健師。
「健康や美容に良い食事・ライフスタイル」への関心から、薬膳スープインストラクターの資格を取得。学びや実践例についてInstagramで発信中。
小3、小5の母。