風邪のひきはじめには、いつもの味噌汁に〇〇を入れてみて！

保健師＆薬膳スープインストラクターで、サンキュ！STYLEライターのTokieです。
特別なことはしなくても、ちょっとだけ薬膳を取り入れることで、毎日の食事から風邪予防を行うことができます。
今回は、風邪のひきはじめにおススメの味噌汁のつくり方についてご紹介します。

味噌汁に「おろししょうが」を入れるだけ

方法は簡単で、「いつもの味噌汁におろししょうがを入れるだけ」です。
忙しくても、時間がなくても、ズボラさんでもできる、簡単な美容法・健康法です。

【しょうが入り味噌汁のつくり方】
①だし汁を火にかけて、おろししょうがを適量入れる。
②好きな具材で味噌汁いつものようにつくり、完成。

私はしょうがを小さく切ってから冷凍保存しており、使う時に冷凍のまますりおろしています。
しょうがチューブを使っても大丈夫です。

なぜ「しょうが」が良いの？

しょうがは、漢方薬の葛根湯の生薬にも使われています。
からだを温め、熱を追い出す発散作用があり、「百邪を防ぐ」と言われる食材です。

【しょうがの薬膳効果】
・滞っているものを発散させ、気血を巡らせる
・からだを温める
・食欲増進
・殺菌作用、酸化防止
・風邪の初期症状に
・冷え性対策に
・リウマチや神経痛に

「風邪ひきそうかも…」と思ったときにこのお味噌汁を飲むと、からだの中から温まるのでおススメです。

しょうが入り味噌汁は健康・美容効果がたくさん

しょうがは、肉や魚のにおい消しをしてくれたり、香りづけの効果もあります。
味噌汁にしょうがを入れることで、いつもよりも味噌の量を減らしても、深みが出て満足感のある味になります。美味しさはキープしながら味噌の量を減らせるため、しょうが入り味噌汁は「減塩」にも有効です。

また、からだを温めてくれるので、冷え性の方やダイエット中の方にも嬉しい食材です。

【まとめ】風邪のひきはじめにはしょうが入り味噌汁

しょうがは、風邪予防に効果的で、減塩や冷え性対策、ダイエットなどにも嬉しい食材です。
これからの季節、「なんか風邪ひきそうかも…」と思うことが増えるかもしれません。そんなときには、ぜひ「しょうが入り味噌汁」をお試ししてみてください。

◆この記事を書いたのは…サンキュ！STYLEライターTokie
NICU看護師として2年勤務後、保健師として地域や病院で12年勤務。赤ちゃんから高齢者まで、あらゆる世代の健康を支援する現役保健師。
「健康や美容に良い食事・ライフスタイル」への関心から、薬膳スープインストラクターの資格を取得。学びや実践例についてInstagramで発信中。
小3、小5の母。