すべての働くお母さんにシェアしたい、上司がくれた嬉しい言葉

2021/09/23
  • 2人の男の子の母。働くアラフォー。ズボラなりの食・健康・美容・子育てを模索中です。 もっと見る>>

保健師&薬膳スープインストラクターで、サンキュ!STYLEライターのTokieです。

働く母10年。子どもが保育園の頃は、仕事と子育ての両立に疲れてしまい、何度も「仕事やめよう」と思ったことがあります。
それでも仕事を続けてきた理由はいくつかありますが、子育てに理解ある上司に恵まれたことが大きな理由の一つです。
今回は、「上司に言われて嬉しかった言葉」をご紹介します。

お母さんの代わりはいないよ

保育園時代の子どもはよく熱を出し、私は急に仕事を休むことが頻繁にありました。子どもが熱を出すと、子どもの体調を心配をする一方で、「毎回休むのは職場の人に申し訳ない」「前々から予定していた約束が入っているから仕事は休めない」と仕事のことで頭がいっぱいに…。そんな自分は「母親失格」だと思っていました。
実家が遠かったため、病後児デイサービス等公的なサービスを利用し、熱のある子どもを預けて出勤することもしばしばありました。

そんな時に上司が「お母さんの代わりはいないよ」と声をかけてくれて、ハッとしました。それまでの私は、子どもが熱を出すたびに「どうやって出勤しようか」と出勤する方法を探していましたが、この言葉をかけられてからは「いつ休んでも良いように前倒しで仕事をしよう」「周囲に多少迷惑をかけても仕事でしっかり返していこう」と気持ちを切り替えることができ、子どもの体調不良時は割り切って仕事を休めるようになりました。

あとで後悔しちゃうよ

子どもがまだ2~3才の頃、勤務時間内に業務を終えることができず、毎日のように残業していた時期がありました。子どもは毎日延長保育を利用。帰宅する頃には親子ともにぐったり…休日は寝倒して終わる…という日々が続き、疲弊していました。
そんな私の疲れを察したのか、上司が「残業する日、まっすぐ帰る日を決めないと辛くなるだけだよ。あとで後悔しちゃうよ。」と声をかけてくれました。当時は「なんでそんなこと言うんだろう、毎日頑張って残業しているのに…」とひねくれた受け止めをしていた私。

しかし、上司が言うように「残業する日は〇曜日、あとは定時退社を目指す」と自分の中で決めて実践してみると、疲労感が全然違うのです!定時退社後の家事はいつもよりも捗って、子どもとゆっくり入浴したり、絵本を読む時間をつくることもできました。
いつもより早めにお迎えに行った時の子どもの嬉しそうな笑顔、「今日もお迎え早いね~!」と喜んでくれたかわいい声は、今でも忘れられません。
あのまま残業する日々が続けば、こういった「子どもと過ごす時間や子どもの笑顔」に出会うことができず、上司の言うように後悔していたのだと思います。

【まとめ】今でも上司の言葉を軸にして、仕事を続けています

子どもはもう小学校高学年となり、手がかからなくなりました。それでも、「病気の時は子ども優先で休む」「基本的には毎日定時退社し、残業する日は決める」は継続しています。
目の前の育児と仕事に必死で、客観的に自分を見ることができなくなっていた私に、上司がかけてくれた言葉は今でも私の宝物です。

◆この記事を書いたのは…サンキュ!STYLEライターTokie
NICU看護師として2年勤務後、保健師として地域や病院で12年勤務。赤ちゃんから高齢者まで、あらゆる世代の健康を支援する現役保健師。
「健康や美容に良い食事・ライフスタイル」への関心から、薬膳スープインストラクターの資格を取得。学びや実践例についてInstagramで発信中。
小3、小5の母。

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