【レシピつき】あなたの骨は大丈夫?!女性が気をつけるべき病気

2021/08/20
  • 2人の男の子の母。働くアラフォー。ズボラなりの食・健康・美容・子育てを模索中です。 もっと見る>>

保健師&薬膳スープインストラクターで、サンキュ!STYLEライターのTokieです。
私は30代半ばで「骨粗鬆症」予備軍と診断されました。自覚症状は全くなく、たまたま受診した整形外科で骨密度検査を受けたことがきっかけでした。
今回は、30歳以上の女性が気をつけるべき「骨粗鬆症」についてお話します。

骨粗鬆症危険度をチェックしてみましょう!

骨粗鬆症とは骨が弱くなり骨折しやすくなる病気で、女性は40歳代から骨粗鬆症になる可能性があると言われています。自覚症状がないため、自分の骨がもろくなっているかどうかは外見からは分かりません。

下記は、整形外科の医師・看護師から聞かれた問診内容の一部です。当てはまるものはありませんか?骨粗鬆症の危険度をチェックしてみましょう。
・ダイエットをしたことがある
・細身の体型
・骨折したことがある
・家族や親戚に骨粗鬆症の人がいる
・外に出るのが好きではない(少ない)
・運動が好きではない(運動習慣がない)
・牛乳や乳製品があまり好きではない
・豆腐、大豆製品、野菜、小魚があまり好きではない

いくつか当てはまるものがあれば、骨粗鬆症予防に留意した生活をオススメします。

また、多くの自治体で、40歳以上の女性を対象に5歳刻みで、骨密度の節目検診を実施しています。 ぜひ一度、骨密度検診を受けて、ご自身の骨の状態を知ることをオススメします!

難しいことはなし!ちょっと意識するだけで、骨に良い食生活に

18歳以上の女性が一日に必要なカルシウムの量は650mgで、そのうち1/3はコップ一杯の牛乳で補うことができます。カルシウムをとるには乳製品が手っ取り早いのですが、そればかりになるとコレステロール上がるなど他の影響があるため、乳製品は牛乳一杯程度が目安です。

大豆製品は積極的に一日2品以上はとるようにすると良く、豆腐半丁でカルシウム180mg程度を補うことができます。ちなみに、絹より木綿の方がカルシウムが多く含まれています。

野菜は青梗菜、小松菜、水菜にカルシウムが多く含まれているので、冷蔵庫に常備しておくと安心です。

カルシウムたっぷり小松菜の煮浸し

カルシウムたっぷりの小松菜を使った簡単常備菜です。成長期の子どもにもオススメです。
仕上げに、便秘や美肌に効く白ごまもふりかけてみました。

【材料】(4人分)
・小松菜 1束
・油揚げ 2枚
・だし汁 1カップ
・しょうゆ 大さじ1
・みりん 大さじ1
・白ごま 適量
【つくり方】
①小松菜と油揚げを食べやすく切って、油揚げは油抜きする。
②鍋にだし汁を入れて火にかけ、しょうゆとみりんも加えて、油揚げを煮る。
③小松菜も加えてさっと煮て、白ごまをふりかけて完成。

【まとめ】骨粗鬆症対策は必須!

・骨粗鬆症対策は「早すぎる」ことはない
・骨粗鬆症対策の食事は、成長期の子どもに必要な食事でもある

元気に過ごすために、今のうちからできる対策を始めてみませんか♪少しでも参考になれば嬉しいです。

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