切り餅大福

あまったおもちアレンジ!切り餅で硬くならない「やわらか大福」

2024/02/23
  • 発酵食品ソムリエ&フリーアナウンサー、野球のスタジアムMC。酒粕をはじめとする発酵食品が大好きです。 もっと見る>>

こんにちは!サンキュ!STYLEライターで発酵食品ソムリエ&フリーMCの松本亜希子です。

お正月のおもち食べ切りましたか?
家でついたり、親戚からもらったり、スーパーで徳用サイズを買ったり…
我が家では1月も後半に入ったのに実はまだまだ実家からもらった おもちがあまっています。
単純に磯辺餅や砂糖醤油、からみ餅にして食べてもおいしいのですが、味が一辺倒になって飽きるのを打破するため、アレンジレシピを考えました。そんなあまったおもちのリメイクレシピ紹介します!

切り餅でできるやわらか大福

おもちのアレンジというとチーズを乗せて洋風の味にしたり、薄く切って揚げておかきにしたり、といったものがパッと思いつきます。
今回は切り餅を使った大福を作っていきたいと思います。
レンジで簡単に作れておもちも一度に量を消費すことができて、普通のおもちの食べ方に飽きた方におすすめです!

ただ通常、大福は白玉粉などで求肥を作って使います。
切り餅だとすぐに硬くなってしまうのがネック……
でもポイントを抑えれば硬くなるのを長く防ぐことができるんです!

ポイントは2つ!もちが硬くならない方法

まず、もちが硬くなるのは何故なんでしょうか?
おもちはでんぷんが主成分です。でんぷんは時間と共に老化して硬くなっていきます。
硬くなったおもちは蒸したり、煮たり、熱と水分を加えることによってまたでんぷんが柔らかくなりおいしく食べられます。
でんぷんの老化を防ぐために酵素を入れてでんぷんの分子を切ったり糖分を加える方法があります。

とういことでおもちが硬くならないために「水分」と「糖分」を加えます!この2つがポイントになるんです。

やわらか大福レシピ

材料 ※大福2個分

材料

今回はおせちのあまり、黒豆と栗きんとんも合わせて大福にします!
<大福もち>
・切り餅  2個
・水   100cc
・砂糖  大さじ2
・黒豆  適量
・餅取り粉(コーンスターチ)適量 

<餡>お好みで
・あんこ   30g×2個
もしくは
・栗きんとん 30g×2個
(ホイップクリームを合わせて丸めラップに包んで凍らせておく)

硬くならない材料

おもちが硬くならないために
切り餅1個につき水50cc、砂糖大さじ1を加えるのがポイントです。
(※水分はお好みの硬さに合わせて若干調整してください)

作り方

大福

耐熱容器におもちと水を入れ、600wで1分〜2分程度電子レンジにかける。
おもちがやわらかくなったら餅つきの要領で容器の中でこねる。
おもちのダマができないよう水と砂糖が混ざったら黒豆を加えて混ぜる。

大福

餅取り粉を敷いたところにもちを半分乗せ、餡を包んだらできあがり。
大福の成形がうまくできなければラップを使うとかんたんにできますよ。

栗きんとんと生クリームの餡はおもちが熱いとクリームが溶けてしまうので粗熱をよく取ることと、食べる前に少し冷蔵庫で冷やすとおいしく食べられます。

大福

おもちリメイクのマンネリ打破に!

大福

できた大福は冷蔵庫に一晩入れておいても硬くならずにやわらかいまま食べることができました。
水と砂糖を加えるだけなので添加物フリー!
そこまで難しい工程もないのでぜひ、おもちアレンジでマンネリ化している人は試してみてくださいね!

【記事を書いたのは】
松本亜希子
発酵食品ソムリエ&フリーMC。
野球場の場内アナウンスなどスポーツを中心にフリーアナウンサーとして活動。
冬場はほぼ毎日甘酒を飲んでいて、日々発酵食品を使った簡単レシピを考案中。
趣味は旅行で47都道府県制覇済み。

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