【老後2,000万円問題】プロが教える老後にお金が必要な理由
現役で医療ソーシャルワーカーとして勤務するYOuです。
社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士の国家資格を持っています。
延べ1,000人以上から医療福祉相談にのってきた実績と経験から
【老後2,000万円問題】は本当なのか、お話ししようと思います。
老後って本当にお金かかるの?
はい、めちゃくちゃ掛かります。
と言っても、『自分たちが老後、どのくらい医療や介護が必要になるか』
ということがポイントですが少なからず、今よりも掛かります。
理由は多々ありますが、一つは病気や怪我の多さ。
高齢になることによって不測の事態で転んで骨折
脳梗塞や認知症の発症
こればかりは未来のことなので分かりませんが
逆に言えば、骨折や脳梗塞、認知症にならない未来が
確実に待ってるとも言えないです。
口を揃えて言う『まさかこんなことになるとは思わなかった』
わたしのところに相談にくる患者さんや家族が、口を揃えて言う言葉
『まさかこんなことになるとは思わなかった』
とてもよく耳にします。
『今まで何も病気も怪我も入院もしたことがなかったから』
『このまま定年後には第二の人生をと思っていた』
『まさかの病気や怪我になってしまった、お金も貯めてなかった医療費や介護費どうしたらいいの』
現実として、よくある話しなんです。
プロから見る老後2,000万円問題
じゃあそのことを踏まえて
老後2,000万円問題は本当かと言われると
個人的には寧ろ2,000万円で足りるか、という問題だと思ってます。
世の中は超高齢社会、90代を超えてる方も本当に増えました。
年々上がる寿命が良い反面
逆に言えば、病気や怪我のリスクを抱えながら生活する期間も伸びる、とも捉えられます。
持ち家だから家賃がないから安心!と思いきや
居室が2階で住宅改修が必要になる
家で生活できないから施設に入ろう!と思いきや
諸費用も合わせると民間だと月額20万円以上
そう、シビアだけど生きるってお金が掛かるんです。
わたしたち夫婦が節約してお金を貯める理由
わたしたち夫婦が節約してお金を貯める理由は
もちろん生活や子どもたちのためではありますが
『未来の自分たちを自分たちで支えられるようにする』
ことも含まれています。
未来は未来の自分たちに託すことも多いですが
お金と健康は、いまこの時点の自分たちの努力も必要だと思ってます。
1年後、5年後、10年後、50年後の未来の自分たち家族がみんなで笑えるよう
今日もわたしたち夫婦は節約していきます。
この記事を書いたのは・・YOu
現役で医療ソーシャルワーカーとして勤務するフルタイムワーママ。4歳と2歳の子育て中。
延べ1,000人以上の医療福祉相談実績あり。
医療や介護に加え、マイホーム購入や時短からフルタイムへ転職、日々の節約や作り置きなど、幅広く情報発信しています☺︎