ブレないメンタルをつくった私の生い立ち

2023/04/28
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こんにちは!
STYLEライターのHanamizukiです。

新しい環境や、生活リズムが変わって早1ヶ月、という方も多いんではないでしょうか?
心身ともに疲れてる方もいると思います。でも、それでいいんです。
完璧じゃないのが人間です。日々そんなブレないメンタルで私は過ごしています。

幼少期

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兄2人そして私。3番目の長女となれば「可愛いがられたでしょ〜」とよく言われますが、男3兄弟のような育てられ方をしたため、大事に大事にというよりは、兄たちにくってかかるたくましい末っ子でした。

昔の写真を見てみると、ほとんどグレーやブルーの車模様の洋服で、珍しく赤いバッグ持ってる!と思ってよく見てみると”ドラえもん“なんてことはよくありました。

今まで、兄たちに立ち向かう怖いものなしの強気な性格だったのに、小学校に入ると事態が一転します。
ギリギリ2クラスになるかならないかくらいの田舎の学校なのに、小学校1年生にして靴や上履きがなくなることが良くありました。これを悲しく思った担任の先生が授業をボイコットして、大変なことになったことを覚えています。

同じく1年生の時、朝の登校中に痴漢に合いました。人生で初めてパトカーに乗り、犯人や被害者と書かれたプラカードを首にかけ、似顔絵を描くのに証言したのを覚えています。呆気なく犯人は捕まり、警察署まで犯人の顔を確認しに行きました。大人になってから、痴漢に遭遇するのと、何もわからない子ども時代にそいういう目に合ってしまうのは見えない傷跡が大きく違います。

思春期

小学校高学年より、音楽専門の先生が担任になったおかげで、中学校もそのまま吹奏楽部へ。
あるあるだとは思いますが、私が1年生だった時の3年生はとても厳しく、1年生まとめて体育館裏へなんてことは良くありました。そのおかげか、県のコンクールでは金賞を受賞できたのですが、次の年からは銀賞、銅賞と想像通りの結果でした。


高校では生魚を食べられないのに、回転寿司で3年間バイトをして、高校生なのに従業員のシフトを組んだり、最後は抱えるのがやっとの大きさの花束をいただきました。
楽しかった学校以外の外の世界でしたが、そこでもパートさんに1ヶ月分のバイト代をまるまる貸して返ってこなかったり、我が家は母が運転しないので、送り迎えは一切なく、自転車で片道40分くらいかけてバイトに行っていました。

そんな高2の終わり、父が勤めていた会社が倒産しました。母は自転車で行ける範囲でずっとパートをしていましたが”え?ヤバくない??進路も確定していない中どうなるの?“としばらく考えたことを覚えています。

大人

そんなこんなもあり、就職で県内大手の会社を勧める先生を振り切って、手に職だと思った私は、美容学校と就職を同時にできる制度を利用して、平日は朝から夕方まで学校、夕方から夜まで仕事、土日は朝から夜まで丸一日仕事。手取りが10万のうち、学費が月6万円、生活費は月4万円で寮生活という生活を送っていました。

小さい時から母はよく「自分で決めたんだから好きにしなさい」と言っていました。
お金もなく自由な時間もなく、家と学校と職場のトライアングル生活だった2年間は、まさに暗黒時代で、何度辞めたいと母に訴えたかわかりません。
それでも母は”好きにしなさい“というので、辞める選択をできなかった私は卒業してからもしばらくそこで働きました。
(就職してるのに母に辞めたいと訴えたのは、卒業+2年働くという条件で、学費がゼロになるからです。つまり、残り2年働かないと、学費を納めないといけなかったからです。)


幼少期の痴漢体験から、男性に対する不信感は人一倍強く、基本的に信用しませんし、親には頼れない頼らないが根底にあるので、成人してからは車を買うのも、独立するのも、一切誰にも相談はしませんでした。

基本的に信じられるのは自分だけと思っているのと、大概のことは自分でできるし、自分でやった方が早いので、人に過度な期待をすることもありません。

現在

大人になるとすごくラクになったのが、人との関わり方を自分次第でコントロールできる点です。
今でこそ"HPS"という言葉がありますが、それも受け入れてしまえば、"だから疲れるんだ"と理解できるので、ストレスの元と距離を取ることができます。

人の感情はコントロールできないので、イライラしている人に当たられたり、言い方ひとつで深く考えてしまったりしますが、自分のメンタルであれば、「毎日、楽しく元気でハッピーじゃないのが正常。人は天気が悪くても、コンビニで欲しいものがなくても落ち込んだりする。」「当然だよ。私は人間だからね。」と受け入れています。

人生の中でドン底を経験すると、"あの時よりマシ"が根底にあり、最悪な日って何回もあったはずなのに案外覚えてない。それより、楽しかったことの方をたくさん覚えているのが人間だなと思います。

今回は、こんな人もいるんだよ、少しでも気持ちが軽くなるといいなと思って記事にしてみました。




○この記事を書いたのは・・・Hanamizuki
無駄をなくして時間もお金も節約!家計管理を1人でこなし、食費は月に2万円。スッキリ気持ちの良い暮らしを心がけています。

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