「仕事も家庭も実は同じ!」モヤっと時短が叶う考え方3選
暮らしのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。
仕事と家庭、違うものに見えて実は同じ。「もっと時短したい!」と思ったとき、大事なのは、どちらも「無理をなくすこと」がポイントなんです。
そこで今回は、「無理をなくす」ために私が意識している モヤっと時短の考え方3つを紹介します。仕事でも家庭でも応用できますよ。
「中途半端な妥協」はNG!カレー焼きそばを作らないで
家族で「カレーが食べたい!」「焼きそばが食べたい!」と意見が割れたとき、間を取って「カレー焼きそば」を作るのってアリですか。きっと誰も満足しませんよね。
これは『中途半端な妥協はかえって無駄になる』という例。家庭でも夫婦で意見が割れてしまったときに、「誰も責任を持たない宙ぶらりんの意見」に着地してしまうと、あまりいい結果にならなくてモヤっとしたすることがあります。
この例を使って考えると、仕事でも、家庭でも、
・どちらかの意見に寄せる(カレーにする or 焼きそばにする)
・ 全く別の第3の案を出す(カレーうどんにする)
・ 「誰も満足しない選択肢」は避ける
これを意識したほうが、奇跡的なマリアージュを期待するより確実だと思います。
夫婦間の価値観の違いで困ることもありますが、これを意識することで、 迷いが減って判断スピードが上がり、モヤっと時短につながっているなと感じます。
「1人でできる仕事」こそ分担!負担を減らすコツ
「1人で足りないから人を増やす」は、一時的な負荷を減らせても根本解決にならないことが多いんです。
私が仕事で業務改善する時も、1人が90%のパワーで頑張ればできる仕事に見直してから、2〜3人で65%くらいのパワー(新人でも80%)でこなせる仕事として振り分けるようにしていました。
家庭で言うと、「夫婦で対等な役割分担をするべきだ」という風潮もありますが、子育てって1人で回す時が必ずあるのに、夫婦2人で成り立つ形になっていたら、当然「ワンオペ」になるとしんどいんですよね。
私がワンオペ育児をするのもこの理由。まだ仕組みが整っていない部分は自分で抱え、整理できたものだけ夫に任せる。 わが家では 「洗濯物を畳む」のようなタスクを引き渡しています。
作業の流れを無理がない状態に見直して「1人でやれることを、あえて分ける」 ことで、継続が可能な時短をしています。足元に目線が落ちてしまいがちですが、意識すると時短がスムーズになりますよ。
「忙しさの天井」を超えたら、もう焦らない!
「もう無理!」「やることが多すぎてパンクしそう!」そんなとき、実は忙しさには「天井」があることを思い出すと冷静に対処できるようになります。
例えば、1日は24時間しかないですし、どんなに仕事を増やしても、処理できる量や速さには限界があるので、作業と時間には天井があります。
子どもの相手など、人との会話などは早口で喋るのも無理がありますし、「10伝えるべきなのに2しか伝えない」ような省略をしようとすると、かえって時間が取られることもあるので、人と接する忙しさは時短できないという意味で「常に一定」です。
1日24時間、これ以上は増やせない。どんなにやることを増やしても、キャパシティは変わらないんです。だから「もうムリ!」と思ったら、むしろ開き直って、やりたいことを1つ足したとしても、同じだったりします(笑)
この視点を持つだけで、無駄な焦りが消えますし、冷静にタスクを整理できますよ!
最後に
仕事も家庭も、 本質は同じ。
思い通りにいかないことがあったり、タスクが溜まりすぎるとなかなか冷静な判断がしづらくなりますが、今回紹介したこの3つの視点を持つだけでも、 毎日のモヤモヤが減り、スムーズに回るようになりますよ!
「時間がない!」「もう頑張れない!」とモヤっとしたときに思い出してみてくださいね。
◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
プチプラ活用・デジタル活用・マルチタスク術など……ママのモヤっとする時間を短縮する問題解決のアイデアを提案|育児と介護のダブルケア◎3歳4歳やんちゃ男子の母、80代義母と同居中|FP2級&終活ライフコーディネーター。