「料理がニガテは関係ない!?」ファミレスに学ぶ!夕食準備の時短テクニック3つ

2024/10/08
  • 時短研究家ママ。2歳・4歳の男の子を9割ワンオペで子育て中。ママのモヤっとを時短するアイデアを提案。 もっと見る>>

暮らしのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。

疲れが溜まっていて本当は一息つきたい夕方の「夕食の準備」って大変ですよね。料理がニガテだと感じていたら尚更です。そんな料理が苦手な人におすすめしたいのは「ファミレス方式の時短テクニック」。

私が学生時代にアルバイトしていたファミレスで学んだのは、効率を重視するファミレスならではの「誰でも手早く料理を提供できる仕組み」でした。料理未経験の高校生や家で一切料理しないと言う男性スタッフでも料理が作れるんです。

そこで今回は、ファミレスの時短テクニックを家庭に応用する3つのポイントを紹介します。

料理提供は15分以内に

まず1つ目のポイントは「15分以内で準備できるメニューを作る」というルールを守ること。夕食の準備時間を制限することで、早く動けるようになります。

ファミレスの場合、お客様が不快にならずに待てる時間内に料理提供することが最低ライン。ですから時間内に誰もが作れる料理しか、そもそもメニュー化されません。実際のファミレスの基準時間はもっと厳しいですが、家庭で考えると子供に妨害されながら倍の時間がかかっても困らない時間として15分〜20分程度を設定しておくと安心です。

これを実現するのにトマト缶やカット野菜を使った料理など調理工程を省ける食材を使ったり、買い物日は巻き寿司やお刺身、お惣菜を活用。また、夕食直前に全てまとめて処理するのではなく、朝のうちに下ごしらえを終わらせておくなど工程を分けることも。そうすることで、手が込んだように見える料理も15分以内に完成できますよ。

応用しやすい食材・メニューを選ぶ

2つ目のポイントは「応用が利く食材やメニューを選ぶこと」です。例えば、ファミレスではハンバーグ一つにしても、何種類ものバリエーションが作れます。

家庭料理でも同じことができますから食材を一品にしか使わないのはもったいない!できるだけ、他の料理にも活用できる食材やメニューを選ぶことで献立に迷う時間が減り、買い物の効率も上がりますよ。

具体的な方法は「もやし」を例に挙げて、作り置きの応用アレンジの方法を別の記事にまとめているので、良かった参考にしてくださいね。

メニューを固定化する

3つ目のポイントは「夕食メニューをある程度固定化すること」です。ファミレスでも、人気メニューが定番化されていますよね。

わが家では、子どもや義母に合わせた料理を優先してしまうと、がっつり系メニューを山盛り食べたい夫の希望を満たせず小言を言われて、モヤっとすることがありました。その時に夫にお願いしたのは「夫の好きな食事メニューリスト」の作成です。

家族みんなの希望や好みを考えながら、栄養バランスを摂りつつ、食品の消費期限もクリアすると言うのは大変な労力。家族の好きなメニューは把握しているものの、毎回それを思い出し、調整するのが大変なのです。

ですから、夫の好きなメニューをメイン(肉魚などタンパク質)、副菜、主食(ご飯やパスタ、うどん)などのジャンルに分けて、希望する登場頻度をまとめてもらいました。「毎日食べたい」「週1で食べたい」「月1回でいい」「半年に一度は食べたい」など、分かるように分類してもらうだけでも、献立決めや買い物の負担がグッと減りますよ。

最後に

いかがでしたか?わが家では、今回紹介したファミレス方式の時短テクニックを家庭でも応用することで、効率的に夕食準備を進められるようになりました。

料理がニガテだと感じる人は、料理が好きな人や料理が得意な人のレシピや調理法を参考するよりも、誰でも簡単に手早く調理する仕組みが作られた「ファミレス方式の時短テクニック」を参考にしたほうが、料理に対する苦手意識も消えて、モヤっとすることなく夕食準備できるようになるかもしれません。夕食の準備にモヤっとしているなら試してみてくださいね!

◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
プチプラ活用・デジタル活用・マルチタスク術など……ママのモヤっとする時間を短縮する問題解決のアイデアを提案|育児と介護のダブルケア◎3歳4歳やんちゃ男子の母、80代義母と同居中|FP2級&終活ライフコーディネーター。

計算中