
「料理しなきゃ」がしんどい…忙しい日は「調理」でラクになる!
暮らしのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。
「料理しなきゃ…」と思うと、気が重くなる日ってありますよね。でも、忙しい毎日の中で、本当にそこまで頑張る必要があるのかなと考えて、「大切なのは食事の目的だ」と気がつきました。
食事には「身体に栄養を補給すること」と「心を満たすこと」という2つの目的があると思います。どちらも大事ですが、忙しい日は「身体の栄養補給」に絞って考えるだけでラクになります。料理ではなく、「調理」するだけで十分になるんです。
料理がしんどい理由は「全部やろうとする」から

料理するときに「栄養バランスも、彩りも、味のバリエーションも」と考えると負担が増えます。仕事、育児、家事で手一杯なのに、料理まで完璧を目指すとキャパオーバー。だからこそ、忙しい日は「身体に必要な栄養を摂れればOK」と考え方を切り替えればいいんだと気がつきました。
SNSでは彩り豊かなワンプレートや、見るだけでお腹が空いてくる美味しそうな食事が流れてきますし、子育て系なら栄養バランスや摂取してはいけないものなど、「こうあるべきだ」がたくさん流れています。
それを見ると「これくらいやらなきゃ」と思いがちですが、とりあえず「身体に最低限必要なもの取る」と考えれば、シンプルに食材を食べられる状態にする「調理」で十分。必要以上に手をかけることにこだわらなくても、食事の目的は果たせます。
食材をシンプルに調理するだけでOK

料理がしんどい日や慌ただしい平日は基本的に「切る・焼く・レンチン」だけで栄養補給を完了します。
例えば、わが家の場合、時間がない日はきゅうりやトマトは切るだけ、冷凍ブロッコリーはチンするだけですし、お肉は焼いて塩コショウで炒めるだけなど、食材同士を掛け合わせたり、時間がかかる調理法は選ばないようにしています。
その分、家族が好きな味は考慮しています。例えばブロッコリーなら、次男はそのまま食べたい、長男は塩をかけて欲しい、夫はマヨネーズで食べたいなどバラバラですが、こうした味好みには個別対応。どれだけシンプルでも、みんながおいしく食べられればOK!と割り切っています。
「最低限の栄養バランス」を考えた食事の組み合わせ

そんなに準備するのは大変!と思われるかもしれませんが、「メイン+副菜+ごはん+汁物」の組み合わせを決めておけば、考える手間も減ります。
「たんぱく質+脂質+炭水化物+野菜」があればOKという考えです。おかず1品だけ!というような時短レシピもありますが、食材を組み合わせて栄養素や家族の好みを考慮することのほうが私には難易度が高いと感じます。
タンパク質はこれ、炭水化物はこれ、野菜はこれ、と別々に考えるほうが、夕方疲れている頭には負担がありません。たとえば、焼いた豚肉とトマト、ごはん、味噌汁なら10分もあれば作れます。納豆と冷凍ブロッコリー、炊き込みご飯、インスタントスープでも栄養の最低ラインはクリアできそうです。
忙しいときは細かい栄養バランスまで考えすぎず、「最低限、身体が必要な栄養を摂る」と割り切る。このルールを決めるだけで、「何を作ろう」と迷う時間もなくなりますよ。
最後に
忙しい日は「身体の栄養補給」に絞って考え、「料理」ではなく「調理」だけで済ませてOK!
食材をシンプルに調理するだけで、栄養は十分に摂れます。最低限の組み合わせを決めておけば、考える手間もなくなります。「料理しなきゃ」と思うより、「必要な栄養を補給する」ことに集中すれば、もっとラクになります。
毎日の食事づくりにモヤっとしたら試してみてくださいね!
◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
プチプラ活用・デジタル活用・マルチタスク術など……ママのモヤっとする時間を短縮する問題解決のアイデアを提案|育児と介護のダブルケア◎3歳4歳やんちゃ男子の母、80代義母と同居中|FP2級&終活ライフコーディネーター。