
除湿剤の落とし穴!「押し入れ水浸し事件」から学んだジメジメ対策の工夫
暮らしのモヤっとする時間を短縮!サンキュ!STYLEライターで時短研究家ママのあらきあゆみです。
そろそろ湿気が気になる季節。わが家では毎年、この季節は100均で手軽に手に入る除湿剤にお世話になってきました。手軽にジメジメ対策できて安心…のはずが、先日まさかの事件が発生!
ジメジメ対策に便利な除湿剤グッズにも、意外な落とし穴があることに気づかされました。
まさか!除湿剤が「トラブル」の原因に
数日前、1階の和室で「ポタポタ…」と天井から水が垂れているのを発見!「雨漏り?」と一瞬焦りましたが、実はこれ、2階の押し入れに置いていた除湿剤が原因でした。
やんちゃ盛りの子どもたちが遊びの最中、直接的ではないものの除湿剤を倒してしまったようで、本人も気づかないまま中身がこぼれ出し、押し入れの床にしみ込んでしまったのです。
フローリングならまだ拭き取れたかもしれませんが、押し入れの床は無加工の木材。どんどん吸い込んでしまい、結果、下の階まで染み出してしまいました。
小さなお子さんやペットのいるご家庭では、こうした「想定外」の事故が起こることも。私自身、この時は本当にヒヤっとしました。
除湿剤の特性と「こぼれた時」の落とし穴
押入れで使っていた除湿剤は、空気中の水分を集めて液体として溜め込むタイプでした。主成分の塩化カルシウムは、しっかり水分を吸収しますが、一度こぼれると「普通の水」と違って乾きにくく、ベタつきやシミの原因にもなるようです。
特に木材や畳、カーペットなど水分を吸いやすい素材では、放置するとカビや傷みのリスクが高まるとのこと。
さらに、塩化カルシウムは金属や床材を傷めてしまう可能性もあって、ただの水とは違いリスクが大きいとわかりました。
対処ポイント
・こぼれたらすぐにペーパータオルなどで吸い取る
・その後、しっかり乾燥させる(扇風機やドライヤーも活用)
・残ったベタつきは、水拭き+乾拭きを数回繰り返す
拭き取りしたつもりでも、大切な家を痛めてしまっては大変です。心配な場合は、ハウスメーカーに問い合わせると安心かもしれません。
安心して使うために見直した除湿剤対策
今回の件をきっかけに、わが家では除湿剤の使い方を見直しました。
・置き型は「高い位置」や「奥」に設置して子どもの手が届かないように
・「袋型」や「吊り下げ型」の除湿剤に切り替える
・直置きせず、トレイ等の受け皿の上に乗せて設置する
・定期的に状態をチェックし、液体がたまってきたら早めに交換
ちゃんと届かない場所を選んでいたつもりでも、思った以上に子どもは成長して行動範囲が広がっているものだと、改めて実感。
わが家のように小さなお子さんいる家庭やペットのいる場合は、置き場所と定期点検だけでも安全度がグッと上がると感じました。
最後に
せっかくの「便利グッズ」も使い方を間違えればトラブルの元。私も今回の事件で、仕組みと置き方を見直すきっかけになりました。
湿気の多い時期に大活躍する除湿剤で、わが家のようなモヤっとする事件が起きないように「今の置き場所と種類」をチェックしてみてくださいね!
◆この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター&時短研究家ママ(あらきあゆみ)
プチプラ活用・デジタル活用・マルチタスク術など……ママのモヤっとする時間を短縮する問題解決のアイデアを提案|育児と介護のダブルケア◎3歳4歳やんちゃ男子の母、80代義母と同居中|FP2級&終活ライフコーディネーター。