浅い呼吸にご用心。看護師が教えるその場でできるセルフチェック
- 知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをモットーに東洋医学のセルフケアの知恵を取り入れやすく続けやすいように発信します。看護師・薬膳師・などの資格をもつ令和元年生まれの坊やのママです もっと見る>>
看護師で経絡ヨガ指導者の薬膳ナースけいこです。
長かったマスク生活やストレスなどが原因で、自分でも気づかないうちに呼吸が浅くなっている方が増えています。
呼吸が浅くなると、疲れやすくなったり、めぐりが悪くなることで肌がくすんだり、心の不調を感じやすくなったり…心と体に負担がかかってしまいます。
ですが、浅い呼吸に慣れてしまうと自分で「普段の呼吸が浅くなっているかも」とは気づきませんよね。
今回は、その場で簡単にできるセルフチェックをお伝えします。
呼吸が浅くなる原因は?
呼吸が浅くなる原因の代表的なものは
・ストレス
・集中、緊張などで体に力が入っている時間が長い
・呼吸に関連する筋肉の柔軟性の低下
・スマホやパソコンを見る際に前傾姿勢になり肺の前面を縮ませている
・マスクで口と鼻を覆う時間が増えた
などが挙げられます。
例えば、「テレワークでパソコンを使用する時間が長くなった頃から疲れやすくなった」という自覚のある方は、作業中の姿勢や作業に集中することで、気づかないうちに呼吸が浅くなっていた…といったことも考えられます。
その場でできる呼吸セルフチェック
息を吐く時間を計るセルフチェックです。
①普段通りの呼吸をします
②おおきく息を吸い込んで息を吐き出します
③何秒息を吐き続けられるか計ります
息を吐けた時間が20秒以下だった方は、普段の呼吸が浅くなっている可能性があります。
いかがでしたか?
セルフチェックで普段の呼吸が浅い可能性があった方は、まずは時々深呼吸をすることから始めてみませんか?
・朝起きた時
・椅子に座ってすぐ
・椅子から立ち上がる前
・人と会話した後
など自分でタイミングを決めたり、よく視界に入る場所に「深呼吸」と書いた付箋を貼っておくのも意識づけになって効果的ですよ。
今回のセルフチェックで大丈夫だったかたも、手軽で簡単にチェックできるので、定期的にチェックしてコンディションを確認するのもおススメです。
健康づくりの基本は「自分の傾向を知ること」自分の普段のコンディションはどうかな?と関心を向けて心と体をすこやかに整えましょう。
〇この記事を書いたのは…薬膳ナースけいこ
薬膳師/看護師/経絡ヨガ指導者/薬膳茶エバンジェリスト
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