薬膳の視点で選ぶ体と心に優しいチョコレート
- 知って活用、暮らしに溶け込む健康づくりをモットーに東洋医学のセルフケアの知恵を取り入れやすく続けやすいように発信します。看護師・薬膳師・などの資格をもつ令和元年生まれの坊やのママです もっと見る>>
看護師で薬膳師の薬膳ナースけいこです。
選びきれないほどたくさんの種類があるチョコレート、自分のため、誰かのために購入する機会もあると思います。見た目のかわいらしさ、ブランド、価格、チョコレートを選ぶ視点は様々ですよね。今年は薬膳の視点で「体と心に優しい」チョコレートを選んでみませんか?
柑橘類のチョコレート
ストレスや緊張感など心のお疲れがありそうな方に届けたいチョコレートは柑橘類が含まれているチョコレートです。
オレンジピールなど柑橘類の皮が入ったものやドライフルーツの状態になった柑橘類にチョコレートがかかったものが市販されていますよね。
薬膳では柑橘類にはリフレッシュ効果やストレスを予防、緩和する効果が期待できると考えます。チョコレートの甘さがもたらす幸福感とともに、柑橘類で気分も爽快になるのではないでしょうか。
ナッツ類のチョコレート
チョコレートとナッツの組み合わせは、もはや王道ですよね。特別珍しい組み合わせではないので、目新しさには欠けますが、年齢を重ねた方にはぜひ取っていただきたい組み合わせなんです。
年齢を重ねるにつれ、潤いは不足しがちになります。これが、見た目だけでなく体の老化にも関連してくるのですが、薬膳ではナッツ類には全身に潤いを届ける力があると考えます。
また、脳の機能維持を助ける、ナッツのタンパク質が満腹感を高めて食べ過ぎを防ぐなどの効果が期待でき、健康で若々しくいたい方にはオススメの組み合わせです。
アルコール類のチョコレート
ウイスキーなどの洋酒、日本酒や焼酎などチョコレートとお酒の組み合わせもバラエティー豊富ですよね。
実は、お酒にもチョコレートにも血行を良くする効果があります。肩こりなどのコリや冷え、顔の血色が悪いような血行不良からくる不調が気になる方におススメです。
さらに、お酒が好きな方にとっては、お酒と一緒にチョコレートを食べることで、お酒による胃粘膜への負担が軽減できるのも嬉しい効果に1つですよね。
チョコレートと他の食材の組み合わせで、体や心に与えてくれる力が色々あることをご紹介しました。今年のチョコレート選びに「健康でいて欲しい」という気持ちも添えられるといいですね。
◆この記事を書いたのは…薬膳ナースけいこ
看護師・薬膳師・経絡ヨガ指導者・薬膳茶エバンジェリストなど人の心身のケアに関わって25年
東洋医学、西洋医学、脳と心の仕組みを使って「大人女子の体と心の生命力がUPする」健康習慣をお伝えしています
プライベートでは、令和元年生まれの男の子の子育てに奮闘中です