せんべい

【おすすめお土産】食べたらハマる!創業100年超の醤油会社がつくるザクザク醤油せんべい(小豆島)

2024/06/04
  • 気象予報士として講演・執筆を行うかたわら、野菜たっぷりの作り置き料理を代行する出張料理人としても活動中。野菜ソムリエ、食育インストラクター、薬膳マイスターなどの資格や、東北~関西まで各地に住んだ経験から、健康や美容にうれしい食材や、いざという時に備える災害食にも詳しい。 もっと見る>>

瀬戸内海で2番目に大きい島・小豆島(しょうどしま)には江戸時代から多くの醤油蔵があり、今も醤油づくりさかんです。
そのひとつ、創業100年を超える「マルキン醤油」がつくる醤油せんべいは、昔ながらの醤油と砂糖がほどよく甘じょっぱい、食べだしたら止まらない口どけ。

今回は、気象予報士と料理人の2足のわらじを履くライター・植松愛実が、シンプルだけどハマること間違いなしの「マルキンしょうゆせんべい」をご紹介します!

大人も子どもも大好き!砂糖×醤油が最強

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「マルキンしょうゆせんべい」(税込み270円)は、小豆島でつくられた醤油がたっぷり使用された、昔ながらの醤油せんべいです。
懐かしさを感じる醤油と砂糖のシンプルな味がたまらない、1枚食べたらちょうどもう1枚食べたくなるような、やみつきになる甘じょっぱさ。

しかも、やや分厚いので食べた瞬間は「ザクッ」という食感がしますが、意外と口のなかでスッと溶けていくので食べやすく、大人も子どもも食べ出したら止まらないおいしさです。

意外とたくさん入っている…が、足りない!

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「マルキンしょうゆせんべい」は小さな袋に見えて110gと、通常のスーパーにあるポテトチップスの倍くらいの内容量です。
家族みんなで食べることができますし、1枚1枚が分厚いので食べごたえがあって、腹もちします。

が、やっぱり足りないのです…なぜなら、みんな無限に食べたくなってしまうから。
こういう一見地味なせんべい類って、お土産を買うときについでと言うか数あわせで買い物カゴに入れがちですが、これは断然お土産の主役になれます。
筆者は今回初めて購入したのですが、次回は自宅用に2袋買おうと決めました。

醤油で観光できる!食べて・しぼって楽しい小豆島

マルキン醬油記念館
マルキン醬油記念館は子どもがワクワクする展示が多いのはもちろん、醤油の意外な素顔がわかって大人も退屈しない。

小豆島と言えば絶景で知られる「エンジェルロード」や、実写版『魔女の宅急便』をきっかけに脚光を浴びた「オリーブ公園」のギリシャ風車などが有名ですが、醤油にまつわる観光スポットも魅力です。
明治初期には約400も醤油蔵があったと言われる小豆島では、今でも伝統的な醤油づくりを体感できたり、歴史ある蔵を見学できたりもします。

醤油ソフトクリーム
マルキン醤油記念館に隣接する物産館で買える醤油ソフトクリーム。小豆島内にはほかにもオリーブオイルを使ったものなど個性的なソフトクリームが多数あり、ソフトクリームのスタンプラリーまで存在する。

たとえば今回ご紹介している「マルキンしょうゆせんべい」をつくっている「マルキン醤油」には大正時代の建物を活用した「マルキン醤油記念館」があり、かつて使われていた巨大な木桶(きおけ)などの展示や、もろみしぼり体験も。
隣接する物産館では、甘さとしょっぱさが絶妙な「醤油ソフトクリーム」の販売もあります。

もろみしぼり体験
マルキン醬油記念館でのもろみしぼり体験は1日2回、10時と14時にできる。大人でもけっこう本気でしぼらないと醤油が出てきません!

また、現在でも伝統的な木桶による醤油づくりを続けている「ヤマロク醤油」では、予約なしで蔵の見学ができるほか、併設の「ヤマロク茶屋」で醤油スイーツも楽しめます。
なお、「ヤマロク醤油」の蔵を見学する際は、醤油の大敵である納豆菌が人から移ってしまうのを防ぐため、納豆を食べずに訪れてくださいね!

「マルキンしょうゆせんべい」はここで買えます!

「マルキンしょうゆせんべい」は、「マルキン醤油記念館」に隣接する物産館で買えるほか、島内最大級のお土産屋さんである「オリーブ園」でも買うことができます。
「オリーブ園」は醤油関連商品だけでなく、特産のオリーブ関連のお土産やスイーツも豊富なので、とにかくいろいろある中から選びたい!という人にぴったりです。

なお、「オリーブ園」と1文字違いの「オリーブ公園」にもお土産屋さんがあります。
「オリーブ園」と「オリーブ公園」はかなり近いので、どちらか片方が混雑していたらもう片方に行く、というのもおすすめです。

■この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター植松愛実
身近な食材でできる時短作り置き料理やパーティー料理、簡単に彩りを増やせる料理のコツや、いざという時に備える災害食まで、「食」に関する情報を発信。また、東北や東海、関西にも住んだ経験から、各地の伝統的な食材にも詳しい。野菜ソムリエ、食育インストラクター、気象予報士など保有資格多数。

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