コンポスト

ガーデニング初心者が堆肥を使用して植物を育てるようになった変化について

2024/08/03
  • 心も空間も整える、自分と地球に優しく、物だけでなくゴミもミニマルにすることを発信する整理収納アドバイザー もっと見る>>

グリーンのある生活に憧れつつも、昔は植物を育てることを諦めていたサンキュ!STYLEライターのきいろです。現在住んでいる自宅を建てた頃は庭にお金をかけることができなくて、考える余裕もあまりなくて、除草シートの上に砂利をしいただけの癒しのない庭でした。

しかし、ここ数年で植物を育てるのが楽しくなり、今では庭に出る時間が癒しの時間になっています。どんな心境の変化があったか、植物を育てるようになって変わったことについてお話したいと思います。

気持ちに変化が出てきた数年

整理収納で物を減らしてきたことでゴミも減らしたいと思うようになり、3年前にコンポストを自作して使用するようになりました。

そして海で問題になっているマイクロプラスチックを減らしたいと思い、プラスチック製のスポンジを使用することをやめました。ヘチマを育ててヘチマスポンジを作り、使用するようになりました。使い終わったヘチマスポンジはまた土に還します。種から育てることが楽しくて、今年はヘチマを育てて3年目です。

コンポストに埋めた野菜の種から偶然何かの芽が出るのも楽しくて、植物を育てることが面白いなと思うようになりました。ここ数年コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えたことで家の中に癒しを求め始めたことも理由だったかもしれません。

植物を育てたら今まで感じたことのない気持ちが生まれた

バジルの花
バジルってこういうお花が咲くんだという発見に感動しました

スーパーで売っている野菜について皆さんはどんなことを考えますか?私は昔はこの料理を作りたいからこの野菜を買おうって思うくらいでした。

でも自分で少し野菜を育ててみると、野菜に対して「かわいい」って思う感情が初めて生まれました。こんなことスーパーに並んでいる野菜を見て思ったことありませんでした。自分が種や苗から育ててみて初めて「かわいい」って野菜に対して思いました。

この植物はこんな種の形なんだと思ったり、こんなかわいい芽が出るんだと思ったり、こんなお花が咲くんだという発見の連続でした。

コンポストの堆肥を使用して植物を育てるように

生ゴミ堆肥の植物
生ゴミを埋めてできた堆肥を使用して育てている植物

2年間稼働していたキエーロというコンポストを数ヶ月休ませて、2年間生ゴミを入れていた土を利用して花壇を作りました。また、冬の間にLFCコンポストという堆肥ができるバッグ型のコンポストを使用していたのですが、それでできた堆肥と赤玉土を混ぜてこの春から植物を育てています。

2年間生ゴミを混ぜ続け、数ヶ月休ませていた土で作った花壇も堆肥と赤玉土を混ぜた土で育てている食物も毎朝きれいな花を咲かせています。

循環の一連の流れと癒しと安心を味わえる

生ゴミ循環
生ゴミを入れたコンポストの中から植物の芽が出て来ることに循環を感じます

料理をして、そこから出る野菜の皮や種を埋めていって、その土から植物を育てて、実り、また料理に使い、その間に植物にかわいい、癒されるという感情を感じたり、一連の流れがとても自然で全てが循環しているんだなということに何だか感動しています。

野菜や果物、お花を購入すると農薬が使用されていたり、プラスチックなどで包装されていたりするのですが、自分で育てると、包装がないからゴミを減らすことができ、農薬なども使わなかったりするので安心です。

自分で育ててみるとお店で売っているものをここまで育てるのに農家さんがしてきた苦労も感じることができ、感謝の気持ちを改めて感じることができます。

◆この記事を書いたのは…きいろ
整理収納アドバイザー、クリンネスト。
物を減らすことでゴミも減らしたいと思うようになりました。
シンプル・サステナブル・整えるをテーマに暮らしの気づきや片づけのこと、サステナブルなアクションなどを投稿しています。

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