和綿を育てて考えるサステナブルなファッションのこと
春に種を蒔いて和綿を育てていたサンキュ!STYLEライターのきいろです。
和綿は去年初めて育てたのですが、育てるようになったきっかけは別の植物の種をお裾分けしたらお返しに和綿の種をいただいたことでした。
和綿の双葉のまるくてかわいらしいところ、お花の可憐さ、綿ができた時の感動が何とも言えず今年も育ててみました。
貴重なオーガニックコットン
世間で出回っているオーガニックコットンはほとんど海外から輸入された洋綿だそうです。
オーガニックコットンは化学薬品や遺伝子組み換えの種を使わないで栽培されたものです。育てるのに毎日お水をあげるので手間を必要とします。
農薬を使用しないことで、近隣の自然環境を汚染することがなく、育てる人への健康被害もないため、環境や作る人の労働環境も考慮した上で、普通のコットンよりもオーガニックコットンは優しいと言えると思います。
愛着が湧きファストファッションに違和感を感じる
自分で綿を育ててみると、毎日お水をあげるからか愛着も湧き、とても可愛く思えます。この綿が紡がれて、生地となって服になると思うと、感慨深いものがあります。
和綿を育てることで消費者としての気持ちだけでなく、生産者としての気持ちも少し感じることができるように思います。
このことで服の大量生産・大量消費により違和感を感じます。
でも正しさで選ぶと買い物が楽しくなくなってしまう
いろいろな視点で考えると、服はどのように買えばいいのか、サステナブルな買い物ってなんだろう?ととても難しく感じてしまいます。
本来買い物って楽しいはずなのに労働環境や環境問題を考慮して、正しさで選ぼうとしてしまうと、途端に心苦しいものになってしまうとも思います。
自分のルールを決めています
過去にパーソナルカラー診断と骨格診断を受けたことがあるのですが、なるべく自分の好きでない服や似合わない服を選ばないようにしています。これは服を購入する時の失敗を減らすことに役立ってくれています。
また数年前から決めていることがあります。それは自分が好きだと思う少ない枚数の服をたくさん着るということです。
服を数少なく持つと、たくさん着ることができます。物は使ってこそ物の価値を活かせると思っています。
少ししか着ていないのに手放すことになるというのを減らして、お気に入りを少なく持って、同じものをたくさん着れば服の役目を全うさせることができて、自分にとっての精神安全上にもいいなと思っています。
◆この記事を書いたのは…きいろ
整理収納アドバイザー、クリンネスト。
シンプル・サステナブル・整えるをテーマに暮らしの気づきや片づけのこと、サステナブルなアクションなどを投稿しています。