【お弁当】ご飯が進む！お弁当のメインに！さつまいもレシピ

野菜料理家の越野美樹です。
さつまいものおいしい季節。
蒸しても焼いても煮ても美味しいさつまいもは、おやつには重宝ですが、おかずとしては物足りないものが多いですね。
今回は、ご飯がすすむ！子どもも喜ぶ！ボリュームたっぷり！３拍子揃ったさつまいものおかずをご紹介します。
お弁当のお供にも最適ですよ。
最近、食中毒のニュースが話題となっていますが、お弁当調理のおかず作りのポイントもご紹介します。

お弁当にさつまいもを使うコツ

お弁当歴13年の我が家は、さつまいもをお弁当によく入れます。

皮の紫色や中身の黄色はお弁当の彩りとなり、便利。
また、レモン汁と本みりんとお塩を加えて煮るレモン煮や、薄口醤油の煮物は、お鍋にお任せで作業時間3分でできるので、一品足りない時には重宝します。

ただ、さつまいもは甘みがあってほっくりしていので、ご飯のお供としてはちょっと不足ですね。

そんな時、お肉やお魚製品と合わせるとさつまいもにコクが出て、出汁もしみるので、主役級のおかずに変身します！

写真のお弁当は、大きめのちくわと里芋と一緒にひき肉を加えて煮ました。

我が家は野菜が主役のお弁当を作っていて、この日の他のおかずはキャベツをたっぷり入れたオープンオムレツと青菜の和え物。

他のおかずにボリュームがない日は、お芋類の副菜はお弁当を埋める食材として助けられます。

さつまいもと豚肉の煮物のレシピ

材料

さつまいも　1本（200g)
豚細切れ肉　50g
酒　大さじ１
醤油　大さじ１

ポイント

・豚肉は沸騰してから入れてください。沸騰とは、ぼこぼこ大きな泡が出ることです。
・お弁当に汁気は禁物です。煮汁はなるべく煮切ってください。煮切ることでコクが出る、調味料が少なくて済むなどのメリットもあります。

作り方

1.さつまいもは１cmの輪切りにする。
2.ボウルに水を入れ、１を入れて1分ほどつけてザルにあげる。
3.鍋に2とひたひたの水を入れて中火にかける。

4.沸騰したら酒と豚細切れ肉を加え、アクを取る。
5.フタを少し開けてのせ、10分ほど煮る。煮汁がなくなったら火を止める。

お肉のコクと、さつまいもの甘さで、お砂糖や出汁も必要ありません。
我が家でも、高校生の娘にとっても評判が良かった一品です。
ぜひ、さつまいもの美味しい季節に、作ってみてくださいね。

記事を書いたのは…越野美樹　調理師資格取得、証券外交員2級。
野菜料理家・ライター。基本調味料で野菜のおいしさを引き出す料理が得意。お弁当歴13年。Instagramでは、野菜が主役のレシピや、曲げわっぱのお弁当を紹介しています。