食のトレンド！今話題の「２Dケーキ」の作り方

調理師の越野美樹です。今回は、今話題の「２Dケーキ」をご紹介します。韓国で人気の「２Dケーキ」は、食のトレンドの一つ。「２Dケーキ」の紹介と、簡単な作り方をご紹介します。　

「２Dケーキ」ってなに？

「２Dケーキ」とは、立体であるケーキが平面のように見えるトリックアート。「脳がバグる不思議な感覚！」と、いまSNSで話題です。絵本や漫画から飛び出してたような見た目もあり、「コミックケーキ」とも呼ばれています。

海外では「Cartoon Cake」と呼ばれていて、SNSでは「2次元ケーキ」などのタグも見られますよ。ぜひ検索してみてくださいね。

韓国では「２Dカフェ」という絵本カフェが流行し、中でもこの「２Dケーキ」が人気となりました。日本でも新大久保などで流行し、さまざまなトレンドランキングの上位に入っています。

「２Dケーキ」の作り方

「２Dケーキ」は、ケーキやフルーツ、クリームなどの境目をチョコペンで縁取るとあら不思議！　三次元の世界から二次元の世界に変身します。

娘の誕生日にロールケーキをリクエストされて手作りしましたが、翌日残ったロールケーキの一切れで「２Dケーキ」を作ってみることにしました。

用意するのは、ケーキとチョコペンだけ。チョコペンは速乾タイプとソフトタイプがあります。速乾タイプは描いた後に固まるタイプで、ソフトタイプは描いた後に固まらないタイプ。

「２Dケーキ」にはどちらのタイプを使ってもいいですが、今回は100円ショップなどで売られていて手軽に手に入る速乾タイプを使いました。

小さめのボウルに40-50℃のお湯を入れて、やらかくなるまでつけておきます。ロールケーキを横に倒して、チョコペンの先をハサミで切り取り、ロールケーキのまわりとうずまき状の部分を縁取っていきます。

ロールケーキの上にクリームといちごをのせたら、チョコペンで縁取っていきます。多少曲がったり、細くなったり太くなったりしても、手作りならではの味ということで。

失敗しても、固まってからはがせば大丈夫。不器用な私でも手軽に作れました。

ロールケーキを立てたら出来上がり！　ロールケーキを寝かせたの写真だと２Dには見えないと思いますが、こちらの写真だと２Dに見えますよね？

とっても簡単に作れますが、唯一のポイントは、一定方向から見たときに、平面に描くこと。どの面から見るかを決めてから描くと、上手くできますよ。

「2Dケーキ」、いかがでしたか？

白いケーキを使ってモノクロの世界を楽しんだり、ビビッドな色を楽しんだりする方も多いようです。私はロールケーキを手作りしましたが、市販のケーキでも簡単に楽しめます。ぜひお試しください！

記事を書いたのは…越野美樹
野菜料理家・ライター。基本調味料で野菜のおいしさを引き出す料理、自然住宅・田舎暮らし・SDGs、暮らしの節約術など、レシピやコラムでご紹介しています。