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【幼児向け】もう歯みがきイヤ!と言わせない習慣づくりのコツ3選
サンキュ!STYLEライターの節約×投資主婦おこめです。
子どもが歯みがきを嫌がって、毎日「歯みがきしなさい!」と言い続けるのに疲れた…そんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。親が無理に磨こうとすると、余計に嫌がってしまい、悪循環ですよね。
そこで今回は、元小学校教諭で現在も子どもと関わる仕事に携わっている筆者が、ちょっとした工夫で子どもが自分から歯みがきしてくれる習慣づくりのコツを3つ紹介します。どれも実際にやって効果があったことばかりなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1.日々の「ルーティン」に組み込む
毎日の生活の流れに組み込むことで、自分から「次は歯みがき!」と言うようになりました。
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筆者の家庭では、朝と夜のルーティンを大まかに固定しています。簡単に表すと、
【朝】起床→朝食→歯みがき→排便→着替え→持ち物の準備→登園
(歯みがき後の流れは日によって変化あり)
【夜】帰宅→遊びかテレビ→夕飯→入浴→歯みがき→絵本→就寝
一連の動作の中で「朝食後に歯みがき」を、「入浴後に歯みがき」をするものだ、「そういうものなんだ」と頭に入れることで、自分から次の行動に移りやすくなります。がちがちにルーティンを決めずとも、歯みがきの一つ前の動作を決めておくだけでも、動きやすくなりますよ。
ちなみに、ルーティンを作ることは、学校現場でもよく使われる方法です。子どもたちに学習活動の見通しを持たせやすくすることで、安心して自分から行動できるように仕組みます。
2.自分で選ぶ「歯みがきペースト」
歯みがきペーストを自分で選ばせることで、歯みがきに対する意欲を高めます。
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歯みがきペーストを購入する際に、「どの味がいい?」と尋ねます。筆者はかかりつけの小児歯科で勧められたものを使用中。選択肢がたくさんありすぎると選びにくいので、同じシリーズの中から「どの味にするか」程度にしぼってあげると選びやすいでしょう。
筆者の家庭では、歯みがきペーストを2種類用意しています。片方がなくなりかけてきたら、次のペーストを用意して、並行して使うといった具合です。
ここからは、毎日の実践についてです。歯みがきをする前に「今日はいちご?りんご?」と聞くと、使いたい方の味を答えてくれます。「よし、今日はいちごだね!」と受け入れると、自分から進んで歯ブラシに手を伸ばしてくれるようになりました。
幼い子どもにとって「自分で選ぶ」ことは、自主性や自信を育む大切な経験。自分の意思が尊重されることで、その後の歯みがきにも主体的に取り組みやすくなると考えます。
ちなみに、忙しい朝にはこんなにゆったりやりとりできませんよね。そんなときには親がペーストをつけたうえで、「今日は何味かな〜?」と言ってサッと歯ブラシを渡しています。クイズ形式にすることで、そのまま楽しく歯みがきに取り組んでくれていますよ。
3.おいしいご褒美「タブレット」
それでも歯みがきしたくない!まだまだ言葉によるやりとりが難しい!そんなお子さんには、歯みがき後にご褒美を用意するのはいかがでしょうか。
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筆者は、歯みがき後にキシリトールタブレットを与えています。「キシリトール」は虫歯予防が期待できる成分。歯垢を付きにくくしたり、歯を硬くしたり、虫歯菌の活動を弱めたりするなどして、健康な歯を保ってくれます。
歯みがき後に与えるタブレットを選ぶ際には、「砂糖が入っていない」製品であることを必ず確認してくださいね。筆者は、「甘味料としてキシリトール100%配合」の製品を選んでいます。こちらのタブレットは、奥歯で噛めるようになる2歳頃から食べられますよ。
はじめは「ご褒美ありきの歯みがき」になるかもしれませんが、嫌がらずにできるようになってくると、「歯みがきすると気持ちいいな」「スッキリするな」と肯定的に捉えられるようになるのではないでしょうか。食後の歯みがきが習慣化し、歯みがきの必要性が自分で理解できる年齢になれば、次第にご褒美からも卒業できると考えます。
以上、元小学校教諭の筆者が実際にやっている、子どもが自分から歯みがきしてくれる習慣づくりのコツを紹介しました。お困りの方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
◆記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライターおこめ
夫婦で協力して節約×投資に励み、総資産4000万円を達成。小学校教諭として7年半、数多くの児童や保護者と関わる。小学校、中学校・高等学校(家庭)、特別支援学校の教員免許を保有。男の子2人の母。