意外と知らない!いちごを美味しく長持ちさせる裏ワザを料理家が伝授
こんにちは。サンキュ!STYLEライターの料理研究家&気象予報士の石田よしみです。
季節の食養生を提案するお天気ママとしても活動をしています。
今回は、旬を迎えているいちごを美味しく長持ちさせる裏ワザを紹介します。
洗い方と保存法を変えると、より甘く感じて長く楽しめますよ。ぜひ参考にしてくださいね。
いちごは追熟しない
意外と知られていないのが、いちごは追熟をしない果物であるということです。
時間が経つと、酸味が和らいで甘くなったような感じを受けることもありますが、
糖度が増すことはないので、常温に置いておくメリットはありません。
むしろ常温では早く傷んでしまうので、出来るだけ冷蔵庫での保存がおすすめです。
またパックに入ったままでは、圧力がかかってしまい、傷みの原因になります。
私の場合、購入したら出来るだけ早く洗って、余裕のある容器で保存するようにしています。
塩水でより甘く
いちごを洗う場合は、水道水ではなく、塩水で洗うのがおすすめです。
あんこに少し塩を入れると甘く感じるように、
いちごも塩味をまとうことで、甘さが引き立ちます。
また塩には殺菌作用があるので、傷みを防ぐ効果もあります。
■いちごの洗い方
①-ボールに水と塩を入れる。
(塩はボール1杯のお水に、小さじ1程度が目安です。)
②-ヘタがついたままいちごを入れて、2~3回さっとかき混ぜて、水気を切る。
(長く水に浸すと味が薄れるので、さっとで大丈夫です。)
③-ヘタを取り除いて保存する。
逆さで保存容器で
いちごは先端の頂果部(ちょうかぶ)ほど糖度が高く、柔らかく傷みやすいです。
このため、洗ってヘタを取った後は、ヘタがついていたほうを下にして保存するのがポイントです。
傷みやすい頂果部に圧力がかからないので、傷みにくく長く保存することが出来ます。
ちなみに、以前に検証をしたときには、5日後でもほぼ変わらずにおいしく食べることが出来ました。
まとめ
今回は、いちごを美味しく長持ちさせる洗い方と保存法を紹介しました。
・購入したらパックから早く解放する
・塩水で洗ってヘタを取って保存
・保存の際はヘタがついていたほうを下にする
上記3つで、美味しく長い間楽しむことが出来ます。
ぜひ試してみてくださいね。
この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター石田よしみ(お天気ママ)
料理家や気象予報士の経験をいかして、季節のレシピや裏ワザの記事を配信中です。
せっかちな性格ゆえ、簡単に手早くできる料理が多いので、ぜひ参考にしてくださいね。