食べなきゃ損!意外と知らない長ねぎが体にいい理由とレシピ
こんにちは。サンキュ!STYLEライターの料理研究家&気象予報士の石田よしみです。
季節の食養生を提案するお天気ママとしても活動をしています。
今回は、冬に大活躍の長ねぎの意外と知らない効能とおすすめレシピを紹介します。
長ねぎの効能
「長ねぎを首に巻いて寝ると風邪が治る」なんていうことわざがありますが、試したことはありますか?
じつは私は一度試したことがあるのですが、匂いがきつくてよく眠れませんでした。
とはいえ、なぜそのような言い伝えまでがあるのかというと、その理由は長ねぎのすごい効能にあります。
長ねぎは、漢方では『葱白(そうはく)』という生薬になっていて、主には下記のような働きがあります。
・体を温める
・風邪の初期症状の改善
・鼻詰まりの改善
・胃腸の働きを高める
また栄養学の面でも、血流促進や疲労回復効果、食欲増進、ストレスの軽減、カゼ予防の効果のある野菜です。
古今東西を問わず、冬の体にいいことが証明されています。
冬におすすめのレシピ
【レンチン簡単】長ねぎの麺つゆ中華あえ
レンジと麺つゆで簡単にできる一品です。シャキシャキ食感でとってもおいしいので、ぜひお試しください。
■2~4人分
長ねぎ=2本
A.麺つゆ(3倍濃縮)=大さじ2
A.ごま油=大さじ2/3
白ごま=お好みで
①-切る
長ねぎは斜めに5mm幅に切る。青い部分も、同じように切ってください。
※輪になっていて大丈夫です。
②-入れる
耐熱容器に入れ、軽く蓋をする。
※火の入りにくい中央は、少し窪ませると、加熱ムラを防げます。
③-レンジ加熱
レンジで2分加熱する(600w)。
※一見加熱不足のようにも見えますが、辛みが抜くことが目的なので、温まっていればOK。
※加熱時間を少なくして、シャキシャキに仕上げるのもこのレシピのポイントです。
④-混ぜる
【A】を加えて混ぜる。
⑤-盛り付け
皿に盛り、白ごまをかける。
※一味唐辛子や山椒をかけても美味しいです。
長ねぎの南蛮漬け
長ねぎのシャキシャキ感と甘酸っぱい味付けを楽しむ一品です。お酒のおつまみにもなりますよ。
■3~4人分
長ねぎ=2本
A.醤油=大さじ1
A.酢=大さじ1
A.ごま油=大さじ1
A.砂糖=小さじ1
A.顆粒鶏がら=小さじ1
A.輪切り唐辛子=1つまみ
B.糸唐辛子=お好みで
B.白ごま=お好みで
①-長ねぎは5cm幅に切る。
②-テフロンのフライパンを油をひかずに軽く温め、長ねぎを並べて、弱めの中火で両面2分ずつくらい焼き色をつけながら焼く。
※焼き色を付けて水分を飛ばすことが目的なので、フタはしないで大丈夫です。
③-保存容器に【A】を入れて混ぜる。
④-③に②を入れ、10分~1時間漬ける。1晩つけてもおいしい。
⑤-④を皿に盛り、【B】をのせる。
※長ねぎは漬けている間に辛みがとれるので、焼き色がつけばOKです。
※長ねぎの辛みが苦手な方は、②でしっかり火を入れてくださいね。
最後に
今回は長ねぎの効能とおすすめのレシピを紹介しました。
体を温めて冬の体調を整える効果があるので、ぜひおいしく食べてくださいね。
参考文献
薬膳食典『食物性味表』 編集-日本中医食養学会
『食の医学館』出版-小学館
この記事を書いたのは・・・サンキュ!STYLEライター石田よしみ(お天気ママ)
料理家や気象予報士の経験をいかして、季節のレシピや裏ワザの記事を配信中です。
せっかちな性格ゆえ、簡単に手早くできる料理が多いので、ぜひ参考にしてくださいね。