主材料ふたつで作りおき!大根で作る「スープのもと」調理師が教える時短レシピ
献立にスープが加わると一気に満足度がアップしますね。時間がなくてもパパッとスープを作るには、「スープのもと」を作りおきするのがおすすめ。
旬の大根を使ったお手軽レシピを、調理師で食育インストラクターのracssが紹介します。
かんたん「スープのもと」を作りおきしておこう
寒い日のごはんにはスープを添えたいもの。野菜を手軽に摂るためにも便利なスープですが、煮込んでいる時間がないこともありますね。
そんなときのために作りおきしておきたいのが「スープのもと」です。具材を水でのばして温めれば簡単にスープが作れる、自家製インスタントスープのもとです。
主材料は大根とベーコンのみ
「スープのもと」は野菜1種類と、タンパク質食材1種類のふたつだけで作るのがおすすめです。
今回は大根とベーコンで作ります。
(置き換えや応用は文末でご紹介していますので合わせて参考にしてください)
そのほか、味付け用のコンソメ、彩り用のパセリを用意します。
大根とベーコンの「スープのもと」の作り方
<材料>(10杯分)
大根 半分(500g)
ベーコン 120g
顆粒コンソメ 12g(大さじ1)
パセリ 少々
炒め用の油 少々
大根は千切りにしたあと長さを3等分にします。(切り方はお好みですが、火が通りやすく食べやすい小さいカットがおすすめです)
ベーコンは細切りにします。
パセリはみじん切りにしておきます。
大根、ベーコンを鍋に入れ、油少々を軽く混ぜ合わせながら炒め、コンソメを加えます。
大根から水分が出てきたら、鍋のフタをして弱火にし、大根が透き通るまで加熱します。
保存容器に小分けにします。カレースプーン山盛り2杯程度を1人分と考え、1回で作る人数分で入れます。
パセリをトッピングし、フタをして保存します。
※冷蔵庫で5日ほど保存できます。それ以上になりそうな場合は、容器ごと冷凍します。
「スープのもと」でスープを作る方法
「スープのもと」を鍋に入れ、水でのばします。水は1人分を150cc程度で計算し加えてください。
冷凍しておいた場合は、凍ったままで水に入れてください。
火にかけてよくかき混ぜ、味見をして塩で味を整えます。
自家製「スープのもと」を使って簡単にスープができあがりました。
すでに具材に火が通っているので、市販のインスタントスープ並みの短時間で完成です。
自家製「スープのもと」応用・アレンジ
この自家製「スープのもと」は手順を応用して他の野菜でも作ってみてください。
基本的に食べたい野菜1種類と、旨味の出るタンパク質食材1種類で考えます。
もちろんもっとたくさん組み合わせてもいいのですが、材料が少ないほうが火の通りが均一にでき、より気軽に作れます。
例えば「きのことベーコン」「キャベツとウィンナー」「小松菜とひき肉」などがおすすめですよ。
まとめ|作りおきできる「スープのもと」で毎日温かい野菜スープを
毎日温かいスープを時短で作るための「スープのもと」をご紹介しました。時間のあるときに作っておいて、あとからラクしましょう。
今回は大根を使いましたが、いろいろな野菜、味付けで応用してお試しくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました!
●記事を書いたのは・・・racss(らっくす)
【racssプロフィール】
調理師・食育インストラクター2級・菜園家。
もっと楽しく&健康的に食べたくなる食のはなしを発信します。