料理が映える!鮮やか乾燥パセリの作り方と使いこなし|簡単電子レンジテク
料理の彩りにあると便利なパセリですが、一束買ってきても余らせてしまったり、家庭菜園で採れたパセリが使い切れないことはありませんか?
そんなときはドライパセリにして保存しておきましょう。調理師のracssが、電子レンジであっという間にできるドライパセリの作り方をご紹介します。
電子レンジを使ったドライパセリの作り方
ドライパセリの作り方には天日干し、オーブンなどいくつかの方法がありますが、電子レンジを使うときれいな色がキープできるメリットがあります。天日干しに比べると香りが薄くなるものの、短時間でできちゃうのは魅力ですよね。
(1)よく洗ったパセリは太い茎をカットし、葉だけに分けます。
(茎の部分は捨てずに「ブーケガルニ」の材料として煮込み料理などに使うこともできます)
キッチンペーパーで水分を吸い取ります。
(2)耐熱皿にキッチンペーパーを敷き、その上にパセリを並べます。できるだけ広げて置きますが、多少重なっていても大丈夫です。
電子レンジ500ワットで2分加熱します。
(3)電子レンジから取り出し、冷めるまで5分程度置き、蒸気を飛ばします。
この段階ではまだ乾ききらずしんなりしたパセリが残っている状態で大丈夫です。
(4)パセリが冷めたら、湿ったキッチンペーパーをオーブンシートと取り替え、もう一度電子レンジにかけます。
500ワットで30秒かけ、止まったらもう一度30秒かけます。(連続すると焦げることがあるので分けてかけてください)
電子レンジから取り出し、冷まします。
冷ました後でまだ乾燥が足りないときは、再び電子レンジにかけますが、その場合は10秒ずつ様子を見ながら加熱してください。
(5)パセリが冷めたら、オーブンシートの上から手でもみほぐします。
(6)ここで仕上がりとしても良いのですが、さらにひと手間!
細長い軸をつまんで除きます。この部分は固くて粉末状になりにくく、料理に散らすときに見栄えが悪いのでできるだけ取り除いておくのがおすすめなんです。
(7)出来上がったドライパセリは瓶に入れて保存します。
手作りドライパセリの保存は
手作りしたドライパセリは、瓶に入れて常温で保存ができます。乾燥剤を入れておくと安心。
日光や電気の光が当たるところに置くと次第に色が飛んでしまいますので、戸棚の中などで保管しましょう。
品質が変わらない1,2ヶ月のうちに使い切ることをおすすめします。
手作りドライパセリを使いこなすには
たくさんできたドライパセリは美味しく使い切りたいですね。
お料理の上から散らすだけじゃもったいない!こんな使い方もお試しください。
*バターに混ぜて・・・「パセリバター」としてトーストやスープにひとかけ
*粉チーズと共にパン粉に混ぜて・・・豚肉や魚の「ハーブパン粉焼き」に
*鶏唐揚げの衣に混ぜて・・・他のスパイスと合わせて「ハーブチキン」に
*天ぷらの衣に混ぜて・・・「磯辺揚げ」風の見た目でちくわ天やいも天にも
●記事を書いたのは・・・racss(らっくす)
【racssプロフィール】
調理師・食育インストラクター2級・菜園家。
もっと楽しく&健康的に食べたくなる食のはなしを発信します。